モンタナと遊びたいアジー
静寂が戻って来た。犬も息子もユージンへ向けて正午出発した。バタバタと毎日が過ぎて行った。身体の調子が悪い事やクリスマスとか重なって 一時期はどうなるかと思ったが 食事の準備をやってくれるので助かった。ローレンの犬のアジーと一昼夜過ごした。猫派を自認していたが犬も可愛いなーと思った。アジーは大人しくモンタナの後をついて回り。時々モンタナに叩かれていた。静かになった部屋をモンタナはほっとした顔で歩き回り、いつもの場所で御昼寝をはじめた。
2009年12月22日火曜日
鬱
年の瀬は毎年 鬱状態にならない様に気をつけているにもかかわらず ちょとした事が重なりどうも気持ちを持ちこたえる事に苦労している。風邪の後ということもあり いまいちぱっとしない。友達の間でどうも私が冬眠状態にはいりかけていると察したのか やたら呼び出しがかかる。明日ぐらいから年末31日まで びっしり予定を組まれそうなので取り敢えず コーヒーのお誘いをおうけし少しの間 外出する。もうすぐポートランドに着くという息子の電話にあわてて ユニオンステーションに迎えにいく。28日頃までいるとの事。私の様子を察したのか必要以上に話しかけ、必要以上に気を使うから 思考を中止し母の姿にもどり 相手が面食らうぐらい世話をやいたら ほっとしたのか友達に会うと出かけて行く。
2009年12月21日月曜日
2009年12月17日木曜日
2009年12月14日月曜日
2009年12月11日金曜日
Glass workshop
2009年12月6日日曜日
セール終了
とにかく冷え込みの強い3日間の工房でのセール大成功のうちに終了。ユージンからファイナルの合間に駆け付けてくれたERICやLORENを始め 着物姿でお手伝いしてくれたゆりさんや 膝の手術が延期され 例年どうり顔を見せてくれたまり子さんとJANコンビの軽快な会話、そして大勢のお客様や友人達に大感謝。ERICとLORENがちょっとおそい私のBirthday dinnerにと5日の夜 腕をふるってくれた。Dover soleにバジルのパスタ、チョコレート ムース。文学、哲学、宗教学とわいわいと会話を楽しみ、眠るのが惜しい夜をすごせた。ユージンヘ戻る彼等をユニオン ステーションまで送り、そして又 私とモンタナとの静かな時間がもどってきた。
2009年12月3日木曜日
2009年12月2日水曜日
Holiday saleの準備
昨日から工房の掃除や 最終的なガラスと陶器の仕上げにはいった。セール当日に来れないお客様がちらほらと工房を訪れている。今回はガラスも少々用意したのだが あっという間に売れてしまい皆様に御見せ出来ないは 少し残念な気がする。どうしてもガラスは創作のコストが高くつくのであまり自由に遊べない。ワインも届いた。毎年の事だがだれもやってこないのではと心配してしまう。明日は工房の床の掃除と値段付けをする予定。
2009年11月24日火曜日
澁澤龍彦 幻想の彼方
10年前ぐらいにサンフランシスコの紀伊国屋で購入した 渋沢龍彦の幻想の彼方を引っぱり出して昨夜から再読し始めた。気がついたら午前3時45分で慌てて眠ろうとしたものの シュルレアリズムの作家達の作品が 目の前にちらつき朝方まで眠れず大変な夜になってしまった。色鉛筆の預言者ゾンネンシュターンの道徳的という形容詞を使っての題名からはじまり 潜在意識に働きかけるかなりエロティックな表現方法と 相反する作品の題名に困惑しつつ 精神が分裂しそうな気分を味わう。お前たちの中には 円滑の渇望がある。あらゆる円滑はおのれ自身に到達しようとしてよじれ曲がるのだとかすべての真理は曲がっている、時そのものが円滑...ニーチェのツァラストゥストラの一節とかが頭の中でぐるぐるまわる。表現しようとして 心の内部に入りこんでいくと常にそこには分裂の危機感があるのだろう。軸となるものが絶対的に必要だ。
2009年11月21日土曜日
絵付け終了
あっという間に11月も半ば過ぎ。ガイドのお仕事もひとだんらくし、工房での仕事がスムーズに進みはじめ絵付けも終了した。例年に比べると数は少ないが 何とかセールを迎えられそうだ。常連のお客様より セール問い合わせの電話が入り初め少しほっとしている。この不景気の中あまり期待は出来ないと思っていた。何処のモールへ行ってもがらーんとしていて 人事ながら心配してしまう。今年のセールは息子の不参加の上 何時もお手伝いしてもらっているまりこさんが膝の手術のためきていただけない。ちょっと寂しいセールだねとBook ArtistのJantとしんみりしている。気を取り直して最後の追い込みにはいろう。
2009年11月11日水曜日
2009年11月10日火曜日
2009年11月4日水曜日
University of Oregon
Smith family book store
2009年10月28日水曜日
冬の気配
もうフッド山は雪におおわれている。ハロウイーンにはスキー場オープンかと スキーヤーやスノウボーダーは心を踊らしているに違いない。遠のいていた工房での絵付けは順調にすすんでいる。父の同級生 瀬里広明氏の露伴と道元を読みはじめた。去年の夏、父の本棚から西谷啓治の仏教についてと共に持ち帰ったものだ。哲学を勉強している息子の影響かフウーフウー言いながらでもなんとか読み続けている。現在、宗教学を勉強しはじめた息子の質問 特に日本に関しては権威の失墜を避けるべく奮闘している。鈴木大拙なども手にせねば成らないのだろう。敵は正法眼蔵等も手にしてるらしいので 何処までついて行けるか興味深い。露伴の貧乏となる5つの原因はちょっとおもしろかった。
2009年10月21日水曜日
Cornocopia
2009年10月20日火曜日
2009年10月19日月曜日
久しぶりの更新
9/24から続いていた連日の長いイベントが終わり 静かになった部屋で若干の寂しさを感じている。連続のいろんなガイドの仕事を終え、そして姪っ子が遂に素敵な旦那様と共にやって来、戻っていった。若い夫婦と6日間ほど生活を共にしいろんな所へ出かける。良く喋り、よく寝て、よく食べて、歩き回りかなり健康的な時間を過ごした。若い世代と時間を過ごすと未知なるものへと向かう彼等と同化し こちらまでドキドキし、年を重ねて絶望とか落胆とか暗い事ばかりに敏感に反応しやすい自分がバカらしくなる。いろんな事をやる前に決めつけてはいけないと強く思う。結果が大事なのではなく そこへ到達する過程が重要なはずだ。本腰を入れて冬のセールに向け工房での活動開始前に力を若い世代にもらった様な気がする。
2009年9月20日日曜日
Susan G Komen for the Cure
2009年9月10日木曜日
2009年9月7日月曜日
オレゴンコースト
青空が 一気に暗くなる
9/5日曜日、朝から降るしきる雨の中 ガイドの仕事でオレゴンコーストまで運転した。幸いな事に目的地に着くと晴れ間が見え、外に出てしばし砂浜を歩く事が出来た.風が強くまだ夏だというのに寒い。雨がひどくなったので、予定を少し変更して一気にティルモックまで走り昼食後 キャノンビーチに行く事にした。午後からの方が お天気が良くなりそうの情報に変更したのがよかった。昼食後 チーズ工場によりまたキャノンビーチまで戻る頃には雨が降りやんでいた。ガルバァディの新鮮な茹でたての蟹をおいしそうに 食べるお客様を眺めていてこちらまで嬉しくなった。蟹を茹でてくれたディーンと記念写真を撮った。時間どうりに仕事を終了し家に戻ってジャケットを脱ぐと海の匂いがした。
9/5日曜日、朝から降るしきる雨の中 ガイドの仕事でオレゴンコーストまで運転した。幸いな事に目的地に着くと晴れ間が見え、外に出てしばし砂浜を歩く事が出来た.風が強くまだ夏だというのに寒い。雨がひどくなったので、予定を少し変更して一気にティルモックまで走り昼食後 キャノンビーチに行く事にした。午後からの方が お天気が良くなりそうの情報に変更したのがよかった。昼食後 チーズ工場によりまたキャノンビーチまで戻る頃には雨が降りやんでいた。ガルバァディの新鮮な茹でたての蟹をおいしそうに 食べるお客様を眺めていてこちらまで嬉しくなった。蟹を茹でてくれたディーンと記念写真を撮った。時間どうりに仕事を終了し家に戻ってジャケットを脱ぐと海の匂いがした。
2009年9月5日土曜日
2009年8月31日月曜日
2009年8月30日日曜日
鹿児島といえば 桜島
私の家族勢ぞろい マイナスERIC
鹿児島 天文館 豚骨ラーメン
旧盆で帰省した妹の家族と兄一家と天文館に総勢9名で出かける。当然のごとく豚骨ラーメンを皆で食し、山形屋でお買い物 わやわやと1日が過ぎ 自分だけが我が子と一緒で無いのが若干寂しい。その頃愛しき息子はヒッチハイクなどというアドベンチャーで ON THE ROAD。近くにいたら心配で眠れぬ夜の連続、幸いな事に息子との距離が 太平洋をはさんでの事なので救われた。ユウジンを出発し高速101よりカリフォルニア アルケタ 挙げ句はモンタナ州 アイダホ州 ワシントン州と16日間の旅を終え 私の家に姿を見せた時 真黒に日焼けしほこりで随分 汚れているものの 健康そうで落ち着いた感じがしたのでひとまず安心かな。若いという事はこういうものだったと自分が年老いてみえた。
2009年8月29日土曜日
歓喜の大塚美術館1
8/29
2009年7月30日木曜日
帰国1日目
サンフランシスコの空港からの出発が遅れたが 予定とほぼ変わらない時間に関空に7/29到着した。はるかで新大坂まで50分あまり ひかりとこだまを利用して7:02には新倉敷着。例年は成田を利用していたがそれに比べると 3時間もかからず国内での移動が終了するから 身体が疲れない。楽しみにしていた鳴門の大塚国際美術館へ30日に行ってくる。かなりの広さと実物そのものの 作品らに圧倒されながら閉館の5時ギリギリまで鑑賞する。とりあえず日本からの更新。ポートランドはかなりの暑さらしくJANがモンタナをつれて 地下室の涼しい所へ移動したとメールがある。湿気でむしむしとした日本かと思いきや 凌ぎやすくポートランドの皆さんには申し訳ないぐらい。
2009年7月27日月曜日
2009年7月22日水曜日
book club
工房でTinaの book clubのメンバーが5名集まり 私が用意した素焼きの皿や小鉢に絵付けをしながら 本の話をする会を先日開いた。皆それぞれが持ち寄った食べ物、私はオレゴン産のワインを提供した。2時間ほどで終了した。それぞれが絵付けした作品に釉薬をかけ本焼きをする。以前、ガールスカウトのグループとか 小中学生のアートクラスのフィールドトリップで工房訪問を頼まれた。大人の集まりはそれと比べると手がかからず大歓迎だと思った。しかも会費制だからこの不況のおり助かる。本格的にこういう企画をたてるのも悪くないなーなどと思った。自分の作業に支障が出ないのであればやる価値ありかな。
2009年7月19日日曜日
更新
ここの所と言っても 7/17から連続で ひさしぶりのガイドのお仕事に出かけている。身体や頭脳というのは 使わないと鈍るという事をひしひしと感じている。連日の暑さのせいだけではないのだが、脱力感との戦いだ。日本に帰る日も迫ってっ来ているし やらなければならない事が山積みなのだが どうも集中力にかけてしまい どれも手につかない状態だ。天気予報に寄るとこれから10日間ほど暑い日が続くそうだ。夏だから仕方ないとは言え お仕事に出かける時の化粧やジャケット着用は耐えられない物がある。ぶちぶちと言葉を並べとりあえず おざなりになっていたブログの更新とする。気持ちを入れ替えて明日からは頑張るぞ。
2009年7月11日土曜日
Blueberry picking
2009年7月9日木曜日
Particles of truth
2009年7月3日金曜日
2009年7月1日水曜日
2009年6月30日火曜日
息子の引越し
今日で家の契約が きれてしまうユージンに住む息子の 引越しの手伝いに急拠かり出される。手伝ってくれるはず友人の身内に不幸があったとか。ポートランドからバンで朝、8時出発する。力強い友人の由美子さんが運転してくれる。街中で引っ越しのトラックをみかける。学生達の移動の時期。捨てるべきゴミなのか 何なのか理解に苦しむ物を運び出し車に詰め込む。それでも2回の往復で終了する。問題は彼が入るべき部屋の住人がまだ準備が出来てなく、裏のデッキに荷物を積み上げる。今夜雨が降らない事を祈る。夕方6時過ぎにポートランドに戻る。ギリギリの所で泣きついて来た息子の 手伝いを心良くひき受けてくれた由美子さんに大感謝の1日となる。息子もパニック、母はそれにわをかけてパニック状態 冷静にパニクリ親子に対処してもらった。
2009年6月26日金曜日
驚きの再会
ダンス パフォマンスヘ行って来た。ちょっと前のブログで書いたが あの弘子さんと舞台裏で会えた。何十年も経っているというのに 舞台化粧の向こうにやはり彼女はいた。私なりの解釈で土方巽に始まる舞踏は土着の思想というか、肉体で風土を表現する、人間存在の極限を表示する、心象風景の連続、点と点を肉体の動きで 線に変え形に変える。時代の繁栄とともに、土着的ななんて表現を聞かなくなった。何処からやって来たのか分からない迷子の人間が増えた様な気がする。dig on, day by day, deeper deeper, to get the origin of the phantom of ectasy 執着する所から始まる何かがある。などと考えた。
NOAH BAUMBACH
大学を終えて今後どうやって現実社会に対応していかなければならないのか?若い人々の頭の中を覗き込んだ気がする。笑いながらも同じ様な状況にいる我が子を思い、胸がしめつけられる。
2009年6月16日火曜日
2009年6月14日日曜日
パンジー
2009年6月12日金曜日
BUTOH
新聞をなにげなしに広げて あっと驚く記事を発見 19歳の頃、前進座で一緒にバイトしていた弘子さんではないか。彼女は土方巽の暗黒舞踊団にはいり美大を辞め 舞踏に専念し其の後 サンフランシスコにご主人のたまの氏と移り住んだ頃までは連絡をとりあったが。其の彼女がポートランドにやってくるとの事。6/26 7:30よりORIGINSというタイトルでの公演。喜びに胸が振るえる。早速彼女のメールアドレスを探しメールを送ったら ものの10分で返事が返ってくる。むこうもびっくり驚き ギャーだそうで楽しみという返事。夏休みに鹿児島の実家に遊びに来て夜通し話した事を懐かしく思い出す。ちと花粉症か アレルギーでめげていたがニヤニヤと嬉しさが隠せない。
2009年6月9日火曜日
2009年5月30日土曜日
パイオニア広場
昨日よりは気温は低いがそれでも28度。ポートランドのダウンタウンの広場にスノーボードランプが登場。スノーボードを持った若者がやけに多いなと思っていた。広場の所までやってきて何故だか理解する。しばし階段に座り込み、雪をならしているのを見学する。息子が高校生の頃までは毎週末、フッド山に通った事を懐かしく思い出す。私もかなりのめり込んだ。息子のエリックが小学校4ー5年生の頃までは私の方が技術的に上まっていたけど ミドルスクールから高校生の頃には足手まといだからと 一緒に滑る事はなくなり 彼の友人達の運転手で、ときおりひとりのんびりとすべっていると、Hi Momと横をこれ見よがしにジャンプなどし悔しい思いをしたものだ。
5/29 コロンビア渓谷
2009年5月24日日曜日
イエーツ
午前中にセルウッドの図書館へ本を返しに行くと ニューブックのセクションにイエーツの本を発見する。うれしさのあまりニヤニヤしながら借りて来た。poem, play, autobiographical writings, critical writing, prose fictionで構成されている。オーデンや大江健三郎の世界をとおして彼の詩を読んだ事はあるがここはじっくりこの本を読んでみようと思う。日本語訳と違って英語での理解は時としてわかりやすい様な気がする。しかしFor men improve with the years,/Is this my dream,or the truth? これが日本語訳だと なぜならば男は年々自らを改良する物だから。/しかれども、しかれども/それは俺の夢見る事か、真実か?日本語訳の方がぐさっと胸に突き刺さるものがあるなー。
2009年5月21日木曜日
母の日のプレゼント
母の日の次の日息子から郵送されて来たプレゼントにカードが添えられていた。In a way my gifit is not a just this book, but a window into my brain, as Arendt has definitely molded the way I think. I love you. Eric 普段から彼とは哲学や本の話を電話のたびにしていて、少し日常から外れた親子だと言う事は自認している。不況のあおりと新型インフルエンザの影響でガイドの仕事が急減しているのを理由に読書ざんまい。最近はアメリカのコンテンポラリーの文学を乱読して しばらく哲学書から離れていた。昨夜から読みはじめる。ハンナアレントはハイデガーの生徒で 一時期愛人関係にあったと言う記憶があるが 今こそ読むべき本だと驚く。人間とは条件つけられた存在である。人間とは自然の物であれ人工的な物であれ全ての物を自己の存続の条件にする様に義務付けられている。労働 仕事 活動という3つの能力。その中の活動、actionとは物質の介在 無しに直接人と人の間で行なわれる唯一の活動力、他者同士の人間が言語に寄って協力あるいは対立する行為である。それはすなわち政治へもつながっていく。言語行為はたんなる 情報伝達ではなく言語に寄る他者への働きかけを指す。自分が何者であるかを他者に認識させる事である。政治における平等の理念とは政治的行為者が持っている財産や能力に由来する不平等が政治的空間で平等化すること。息子からの私への課題はシモンヴェイユとの類似性を探すこと。
2009年5月20日水曜日
2009年5月12日火曜日
結婚式前撮り
10月に結婚式をあげる姪っ子の 前撮り写真がメールで届く。岡山の後楽園での撮影らしい。まるで映画の1シーンを見ているようだ。ドレスの写真は次回のブログにのせる事にしよう。ホテルプロジェクトのパーティへ行って来た。まだオープニングの日は決まって無いようだ。何年か前に働いていたのタイル会社の社長のANN SACKSにひさしぶりに会う。彼女とPAIGE POWELLのご両人の親しげな様子に驚く。ANNも私がこのプロジェクトに参加していた事を知らなかったらしく驚いていた。世の中は広いようで狭い何処でつながっているかわからない もしかしたら私もすてたものじゃないかもしれないなと思う。ちょとづつながら陶芸家として名前が浸透してきているようだ。
2009年5月9日土曜日
Breast cancer walk 2.3miles
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