2010年5月31日月曜日

ドライバーガイド



 雨の中 フッド山周遊へ。ホテルに向かうモリソン橋が上がっている。小雨が降りあまり良いお天気でない。コロンビア渓谷は曇り空ながらも全貌が見える。フッドリバーを出る頃には青空も見えほっと胸を撫でおろすも、ティンバーラインロッジに到着したら山はまるっきり雲の中で姿なし、植物にかなり関心を持ったお客さんでかなり楽しまれたようだ。トリリアムレイクへ行く道筋の湿地帯に黄色のミズバショウらしき花が群生しているのを思い出し ご案内すると興奮ぎみで随分いろんな角度から写真をとられたようだ。山のお天気ほど予測がつかないものはないなー。

2010年5月30日日曜日

Car pick up

 お昼過ぎに工房へ向かう。昨夜は仕事から帰り、カウチでうたた寝をしてしまい夜中に目が覚めてしまう。明け方まで本を読んでしまい、出かけるのが遅くなってしまう。少し工房の掃除をした。明日のお仕事のための車をピックアップにダウンタウンへ行く。途中Satarday MarketのJANに会いに行った。メモリアルデイ ウィークエンドでかなりの人がいるのかと思ったが閑散としていた。

Mt.Hood

 
 5/29 ひさしぶりのMt.Hood 、ホテルを出発した朝9時30分は雨がしとしとふり、コロンビア渓谷あたりも霧雨で見晴しが悪く 大変な1日になるなーと思ったが ボナビルダムを出、フッドリバーに向かう頃から青空が見え始めほっとする。ティンパーラインロッジに到着した頃はこの青空、しばし雪と戯れ ロッジ3階でお茶とケーキを御馳走になり 窓から山を眺め話が弾む。9時間の車の運転でクタクタ状態で家に戻ると 郵便受けに何種類ものお惣菜が、腕の手術を受けた知り合いの方のために 1週間分ぐらいの差し入れを準備すると言っていた料理の達人ゆりさんからのおすそわけ、蟹のお味噌汁に麻婆豆腐、青菜と牛肉、チャーハン、大根とえのきのみそ汁、チキンカレー、紫蘇の佃煮などがジップロックにつめられている。モンタナが何だ何だと匂いをかぎ あなたの分はありませんよと、ニヤニヤしている私の横で背伸びをして立ち去った。

2010年5月26日水曜日

Birthday party

                 ジネールからのギフト
          エッグプラントパーマジャン 豆腐のサラダ
              グルテンフリーのカップケーキ
 
 Annaの誕生日を祝う。あいにくのお天気で庭で食事は出来なかったが、いつものメンバー、ジネールと私とANNAの3人でゆっくりと時間を過ごした。お昼から始めて家路に着いたのが夕方6時過ぎだった。ひさしぶりのお休み。何時も忙しいシューズデザイナーのジネールも途中 クライアントに会うために席を立ったが カップケーキと共に再登場。映画の話や本の話や物を創造する喜びなどを話しあっていると、あっという間に時間が経った。明日からはまた工房にもどり作陶に励む。 

2010年5月25日火曜日

ブッダ最後の旅

 五木寛之がたどるブッダ最後の旅路 ちょっと前に妹が送ってくれた。昨晩から見始める74歳の彼のナレーションと 景色に感極まる。ガンジスで流す彼の母親の遺髪、たどって来た家族の歴史と 生きる事への思いにしばし思いを馳せる。

2010年5月21日金曜日

異常気象

 変な天気が続いていて しかも肌寒い。大物の制作に入っているので乾きが遅くこの天候が恨めしい。先日セルウッドの図書館で三浦哲男の本を見つけた。翻訳されたタイトルが SHAME IN THE BLOODでしばし戸惑い忍ぶ川と気づくのに時間がかかった。石原裕次郎主演の錆びたナイフと宍戸錠主演若き野獣のdvdなど借りてきた。アメリカで彼等の映画を見るなんておもしろい。

2010年5月16日日曜日

てんとう虫 その後


 Annaの家の庭の木に、放たれたてんとう虫3000匹の後日談。彼等の仕事は Aphidを退治する事だったのだが、Anna 曰く、3ドルぶんぐらいは仕事もせず、そのままどこぞへ飛び立ち 残りは仕事にかかったものの あまりの Aphidの数に狂乱したのか Mateする者も現れ、いかがわしき宴となったとか。結局発見が遅れたとかでベリーの木 根元を残して切る事になったとか。卵を産みつけている可能性が高いので その駆除のため一帯を処置しなければならないとの事。実家にいる頃 父や母がよくも飽きずに庭の木々を観察していたのはこういう事に備えてだったのかと今さらの様に驚く。ひさしぶりに良いお天気が続き 工房での作業がはかどる。締めきりの無い作陶は楽しい。とにかくおもしろくて、何と自分は幸せ者かと再確認している。歎異抄は心を穏やかにしてくれて、その昔 モスクワ愚連隊とか書いていた五木寛之の今の境地が何となく分かる気がする。救いとは気づくことなのかもしれない。

2010年5月13日木曜日

てんとう虫

 Annaの家の庭の木に虫がついていて それの退治策としてのてんとう虫3000匹購入だったらしい。びっしりと木にはびこる虫退治との事。お仕事が終わったてんとう虫はどこへ行くのだろうか?親鸞の嘆異抄入門という文庫本を工房の本棚で見つける。ちょっと前にまり子さんに頂いた本の中にあった。ちょっと興奮気味で昨晩から読みはじめる。

2010年5月12日水曜日

てんとう虫3000匹

 水曜日がお休みのANNAとお昼を食べ 家庭菜園の害虫駆除のために、てんとう虫を求めに出かける。1500匹がワンパックで2パックが15ドルぐらいだった。肉食のてんとう虫は無農薬作物をこころざす上でよく使われているという話に唖然とする。知らなかった。冷蔵庫の中で眠っているというてんとう虫を起こさない様に持ち帰り 暗くなってから菜園に離すそうだ。
 午後2時過ぎから工房で少し制作をする。夏の帰国に向けて航空券を購入する。去年に比べると随分値段が上がったようだ。今回はサンフランシスコ発 成田経由 伊丹空港着のJAL便。伊丹から岡山まで高速バスを使う。それまでは可能なかぎり工房での制作に励む予定。

2010年5月7日金曜日

陶器市から1週間

 陶器市から1週間が経ちすっかり身体も元に回復する。この1週間 工房の整理をし次ぎなる活動に向けて準備してきた。陶器市の最終結果は未だ出ていないが、残った作品を点検したところ若干の売れ行き減少があるようだ。景気を考えあわせ小さめのものを数おおく用意したが、高額の作品が完売に近い事に驚いている。しかも特別注文まで頂いている。自分の作りたい物を自由に作っても良いんだなーと。長年のお客様や、搬入 搬出をお手伝いしていただいたTom、まりこさん、すすむさん、着物姿で観客を楽しませたゆりさん、ANNA, JAN, JEAN,和代さん、ひさしぶりに会った由美ちゃん、ユージンから駆け付けてくれたERIC, RACHELと私を支えていてくれる皆に感謝の気持ちで一杯だ。コーバリスの画廊に50点の作品を搬入したら工房の棚が、がらんとしている。そういうわけで 例年と違い創作意欲満杯で昨日から制作を始めている。バケツ5個ほどの粘土をリサイクルし大物制作を企んで一人 にやついている。