2011年12月7日水曜日

Ready to go

朝から掃除や洗濯 スーツケースの最終確認 Annaとの打ち合わせを兼ねたランチとバタバタと駆け回った。 気配を察しているモンタナとゆっくりと時間を過ごす。いろんな意味で2012年は岐路の年となりそうで、焦らず前に進もうと思う。Ericは2クラスの生徒達、50人のファイナルの採点で忙しく、元気にやってるとのことで一先ず安心。

2011年12月4日日曜日

sale 終了

残念ながら例年に比格するとかなり売り上げが落ちた。終了後 3時過ぎから気の会う仲間達と夕食に出かけた。3日間、長年来のおつきあいのお客様とひさしぶりに ゆっくりおしゃべりが出来 之は之で良かったのだと納得できるホリデーセールだったと思う。てんてこまいの忙しさで普段オシャベリなんて出来ないから。あちこちでおこなわれているセール、友人達から全滅だとしょんぼりとした声で連絡が入る。其の中での私の成果は申しわけないほど皆を上まっていて、感謝のみ。手伝ってくれたお馴染みの友人達いつもありがとう。夕食まで御馳走になってしまって申しわけないなー。大好きなチューリップや素敵な花束ありがとう。

2011年12月3日土曜日

Studio sale 1日目

        BOOK ARTISTのJANと弁護士のEDが真剣な面持ちで討論中
 例年よりかなり少なめのすべりだし。それでもありがたい御馴染みさんは勢ぞろい、私の明日の誕生日の前夜祭のように友人達がお花をもってやってきてくれた。工房オープン前の昼間、長らく会っていなかったLULU とMEGが来てくれた。積もり積もる話で盛上がる。人の数が少ないとゆっくりと対応が出来 何だかホンワリとした気分で一日め終了する。てんてこ舞いの2日めとなりそうだ。

2011年12月1日木曜日

買い出し終了

           すこし御機嫌ナナメのモンタナ嬢
 朝10時JANと工房で待ち会わせ、明日のホリデイセール オープニング用の食料を買い出しに出かけた。毎年、ワインの寄付があったのだが ワインメーカーのグエンがイーストコーストへ引っ越ししてしまった。取り敢えず手持ちの赤3本と2本の白で間に合わせる事にした。

2011年11月30日水曜日

New Work 2



  慌ただしく工房の掃除や final firingと動きまわっている。来年のボウルプロジェクトのうちあわせや 制作の流れやデザインの検討などのために帰宅前ANNAの家に寄る。明日は食料品の買い出しや 工房の最終点検をやる予定。

2011年11月29日火曜日

スープボウル プロジェクト

お隣ワシントン州バンクバーの2012年 スープボウルを作り 競売にかけ、売り上げをFOOD BANKに寄付するというプロジェクトの3人のうちの1人に選ばれる。今回は友人のANNAとの共同制作で75個作る事になった。彼女がベースのボウルを作り私が絵付けすることになる。1個当たりの買い上げ金はたいしたことないが、意義あるプロジェクトでやりがいがありそうだ。この不景気で飢えている人が多数いる現状で なんらかの形でお手伝い出来る事を嬉しく思う。それと同時に私の作品を認めてもらえたことは嬉しい限りだ。

2011年11月26日土曜日

後日談

サンクスギビングの駐車場事件の後日談。抗議のノートに対する返事らしき物が車のワイパーにはさんであった。謝っているのか言い訳しているのか 2枚にわたる手紙で .2012のレンタカーで道路に停めたら傷でもつけられる可能性があった。.5月に事故に遭い身体の調子が悪い..ちょっと停めるつもりが眠ってしまった。.アパートの大家がちゃんと駐車場を管理してくれないから。.住人でない車を停められて 自分もいらついている。あなたも私の気持ちが分かるだろうから一緒に大家に抗議しようではないか。などなど書かれていて唖然としてしまった。シンプルにI am sorry,not happen again.で私の気持ちはおさまるのにね。

2011年11月24日木曜日

Thanksgiving

  Thanksgiving ホリデー ERICが1日泊りでユージンからやって来た。七面鳥は焼かず 和食が食べたいという愛しい息子のために せっせとお料理し 楽しい時間をすごしたまでは良かったのだが アムトラックの駅まで送るために駐車場に出たら 何と私の車の後ろに見知らぬ車があるではないか。完全にトラップされていて動けない。電車に間に合わないかもと焦りまくる。一旦ERICが抗議のノートを書くと 私のキーチェインを受け取り部屋に戻っている間に 電話をかけてTAXIをなんとかよぶ。これで一安心とERICをTAXIにのせこみ彼は慌ただしく出立する。腹の虫のおさまらない私は新たなる抗議文をしたため外に出ようと 鍵をさがすがこれまた何処にも無いではないか、そこでOH NOと叫んでしまった。彼がちいさいころ スキー場で私から鍵を受け取り車に戻り そのまま車の中に鍵をおいて閉めてしまった苦い経験から すぐポケットに鍵を入れるという習慣が見についているのだ。慌てていたので私に鍵を返す事を忘れ 私も貰う事を忘れたという結末。家の鍵 車の鍵 工房の鍵すべてERICとユージンへいってしまった。車の合鍵は無い。家と工房の鍵はJANが持っているのでまー良しとしよう。全くもって人の迷惑を考えずに駐車した大馬鹿者のせいでおきた、とんだ災難。ちなみに駐車場は四ヶ所も空いていて 私の車の後ろに停める必要性はなっかたのである。時間とともに笑えるようになったものの 一時は何がTHANKSGIVINGかとむっとした。

2011年11月22日火曜日

新作


 7皿ほど新しい施みでシンプルな物を作ってみた。昨日 今日とポートランドは嵐で 風とよこなぐりの雨で 工房に向かう途中 何度も道路にあふれだす水溜まりを通過した。雨が弱くなったので早めに帰宅。緑がおおい街というのは 落ち葉で水はけの悪い所が出来るのでこういうお天気の時は困った物だ。かなりの深さに車高の低い私の車ゆえヒヤヒヤした。

2011年11月20日日曜日

陶板とコンテーナー

             釉薬をかける前の薄い陶板
             絵付けがすんだコンテーナー 
 中の緑色は釉薬が既にかかっている。休みたい気分だったがトム ヒュー夫妻より連絡があり工房へ向う。お気に入りのマグカップがこわれてしまったとご主人が朝から機嫌がわるいとかで それは大変と出かける。

2011年11月19日土曜日

Glaze firing

かなり冷え込む朝 図書館経由で工房へ。本焼き1回目を開始。明朝には焼き上がるだろう。1日1冊の速度で読書中、乱読もいい所で 系統だてて読んでない自分に少々あきれ気味だ。まさに活字中毒とはこのことかもしれない。New Pengin parallel text 日本語の短編小説集を見つけ夢中で読んでしまった。英訳と日本語が隣り合わせで編集されていて面白い。日本語の持つ微妙なニュアンスがどう英訳されているのか興味深い。

2011年11月18日金曜日

絵付け終了

ホリデーセール用の器の絵付け終了。明日から釉薬をかけて本焼きの準備に入れそうだ。友人のANNAから電話があり回転寿司のランチで一休み。食事の途中 長年のお客様より電話がありハワイへ行ってしまうので 其の前に何点かの作品を購入したいとの事で 工房に慌てて戻る。 小川洋子のホテルアイリスの英訳を図書館でみつけた。他人の現実と非現実、若き世代の日常や感情の流れ、人間の奥に潜むおぞましい程の欲望と 刻まれた悲しいほどの記億のはざまで 生や性を持て余す孤独な老人の姿に真実と現実は 時として別物なのではと思った。彼女の世界は奇妙ながら人間の本質を冷静にみつめていて 息苦しくなる。

2011年11月17日木曜日

毎日シトシトと雨ばかり。工房での絵付けは順調で後3個のところまでこぎ着けた。ウォールストリートを占拠せよの運動があちこちの街に広がりOCCUPY PORTLANDTとポートランドも毎日の様にデモがある。先週末の キャンプ地強制退去のおりは 夜中までダウンタウンは支持者でごった返していた。工房の若き連中も雨の中 活動を続けていて彼等の熱気におされ気味の自分がいる。

2011年11月10日木曜日

time off


 工房での絵付けを休み、友人のえりこさんとあやちゃんとランチ。歩き始めたばかりのあやちゃんとモンタナの反応がおもしろい。2匹の犬と暮らすあやちゃんにとって 猫は始めてということでモンタナの後ろをついてまわる姿が可愛らしい。モンタナも困った様子を見せながらも満更でもないようでつかず離れずのスタンスを保っていた。

2011年10月28日金曜日

宗教学入門

 工房で絵付けをしていたら、主任教授の留守役で宗教学の講義をおおせつかったERICより 無事レクチャー終了の電話がある。ずいぶん緊張したらしいが、104人の学生を前に歎異抄について授業をすすめたそうだ。親馬鹿 丸出しで母は喜んでいる。図書館よりholdをかけていた本が届いたと連絡あり、帰りがけに取りに行く。MARK  SAFRANKOのHating Oliviaを手にここ2時間あまり夕食も忘れて読んでいる。ブコスキーやヘンリーミラーを思わせる。若き時代の苦悩や混乱は年をかさねた今でも ずきっとくる。

2011年10月26日水曜日

絵付け開始

 朝夕冷え込む様になった。モンタナ嬢はベッドの中にもぐり込んでいる。街の木々が色ついてひんやりとした空気のなかできれいだ。たりない下絵の具や釉薬を購入した。すこしレトロな感じの色をもとめた。これから一か月あまり 絵付けに専念する。

2011年10月20日木曜日

Artist

 ニューヨーク ソーホーで路上生活をしながら 絵描きとして暮らしている 今年91になる日系人がいる。9/11のあと 知りあいになったLinda(Film maker)と生活を共にし彼女の手助けで 年金や住む所を世話してもらった。第2次世界大戦の最中 強制収容所で3年間をすごしたそうだ。ニューヨークに移り住むようになり、知人の死後路上生活をしながら絵を描き続けた。身体が震えるぐらいの感動をうけた。なぜだか私の父とかさなるものがある。

2011年10月19日水曜日

無花果


 すすむさんより電話があり 庭で出来た無花果をくださるというので 工房の帰りに寄る。今年は松茸は駄目だそうだ。毎年頂くので楽しみにしていたのだが残念。午前中、運転免許の更新をすませた。モールの中のDMVへ行ったついでにひさしぶりの ウインドウショピング。ほのか姫の小さな靴をさがしてぶらぶらした。

2011年10月18日火曜日

インフルエンザの予防接種

 インフルエンザの予防接種をすませた。古語の動詞の活用と助動詞の活用をERICに説明するために ここの所、暇さえあれば勉強している。勉強がこんなに面白いとは。もっともっと若かりしころやっとけばと 今さら思っても仕方ないか。

2011年10月16日日曜日

モンタナ嬢の友達

 工房での作陶続行中、心配の種の甥の直樹の体重が減り始め 身体や足のむくみもとれ始めたというニュースに一安心。連日工房で作業をしている、あと100ポンド 45kg消化すれば絵付けに入れる。ANNAと回転寿司を食べに行き帰宅。ブレイクとイェーツの詩集を図書館で借りて来た。

2011年10月9日日曜日

秋の気配


 朝夕 半袖ではいられなくなり秋の気配。モンタナ嬢も布団の中にもぐり込んでくる様になった。いつのまにかソファーの真ん中を陣取り しかも私の膝掛けもとりあげられた。工房での製作は順調で 轆轤形成に精を出している。甥が入院という思いもかけぬ出来事で心配しつつ、とりあえず目の前の事に集中しようと努力している。

2011年9月30日金曜日

粘土購入

 昨日の身体のダルさは何だったのだろうか?というぐらい 爽快な気分で朝 眼が覚める。延び延びになっていた粘土の購入をすませた。明日からいよいよ作陶に入れる準備がととのい、ずっと考えていた陶板の作製に取りかかる。何年も工房のビルで頑張っていた連中が 次々にいなくなっていく。近年の人の入れ替わりの激しさに驚く。いつの間にか私が古株になっている。あっという間に16年が過ぎた気がする。続ける事に意味があると父が何時も話し、いろんな事にうとくなった今でも 何を作っているのかと?私の生き方を肯定してくれる父や 愛しき兄妹に感謝しつつ作陶の日常にもどるとしよう。

2011年9月29日木曜日

微熱

 朝 身体がだるいなと思ったら 微熱があった。急拠全ての予定を取り止めて、薬を飲みベッドに戻る。小川洋子の猫を抱いて象と泳ぐを読もうと思ったが、本に集中出来ずウツラウツラして一日が終わる。夕方微熱もさがり 心身すっきりした。モンタナが心配そうにたびたびベッドの上にやって来ては、髪の毛にじゃれつくのが可愛いらしかった。

あふれる思い

 忙しかったガイドのお仕事が一段落した。年老いた両親や 心暖かい兄妹や友人との夏の日々が心の中で反芻され溢れ出る様なやさしい思いにつつまれる。夜中に耳にした父の歌声を思い出すと生きる勇気が沸き出す。妹に貰った星野道夫旅する木 を3回も読み返す。ワーズ ワースの低く暮らし、高く思うとはこんな生活なんではと思う。日常生活におわれてつい忘れてしまう自然 風景が地球上で生活する多様な人々の心の風景とかさなりあうとき それに出会う時の感動は人を変える力があると強く思う。高校の登山部をひきつれ あちこちの山を歩いた父の見た風景が 戦争中の中国、母との出会い、父の見て来た風景が 夜中に聞いた父の歌声の中に見えた。

2011年9月10日土曜日

道後温泉

             松山城に上る前に食した鯛めし
 あの夏目漱石が英語教師として赴任した松山の道後温泉を車窓からみる。観光名所の周りの歓楽街に唖然とした。夏目漱石を愛する息子には申しわけないが 車のなかからちらりと見ておしまい。 

残暑

              夏に訪れた松山城の石垣
 9月2週目になり涼しいどころか 連日30度をこす日が続いている。Ericがユージンから2泊でやって来て 夏の留守中の話をし、日本のおじいちゃんやおばあちゃんの様子を伝える。必死に涙を堪えながらママ 僕の分までありがとうと。工房での作業の開始より ガイドのお仕事の復帰が先きになり フッド山まで行って来る。ひさしぶりの自然を満喫する。

2011年9月6日火曜日

大集合



 例年と同様に兄の家での食事会、岡山からの妹や姪っ子夫婦も交えて大盛況。息子のエリックや妹の所の孝浩ぬき、でも今回は何せ穂乃花姫がいるので皆ウキウキ。高齢の父や母にとってひ孫の存在はうれしいものらしい。涼しい夏でとても凌ぎやすく ひたすら父と母と時間を共にした。かけがえのない時を過ごす事が出来た事に感謝する。年をとるという事は いろんな事を簡素化していき 大切な物だけを考えて生きる事かもしれない。そこには口にしなくてもいい現実があるから 神経をいっそう研ぎすませて、彼等の時間のなかにお邪魔させていただかねばならない。長い夏休み終了、明日から工房での制作にもどる。

2011年9月1日木曜日

2011 夏

 夏休みを終えて8/31ポートランドへ戻って来た。夏休み、穂乃花姫も鹿児島に、ひ孫第一号としてやってきた。暖かい春風の様な女の子。皆を幸せな気分にさせてくれる。

2011年7月26日火曜日

妹分

 箱入り娘のほのちゃん もうすぐ会えるね。女の子の服は可愛いらしいからとニタニタと買い込んだからね。妹分の和代さんが訪ねて来てくれた。彼女もご主人の5年の任期が終わり 日本への帰国がきまり 私が戻るのと入れ違いになるようだ。本当の妹は別にして 身体のサイズが影響して何時も姉貴分になれない自分にもやっと妹分ができたとニンマリ。彼女がそう言ってくれてるのだから確かのようだ。

2011年7月24日日曜日

本2冊


 夕食を済ませた後 本屋に出かけ2冊の本を購入した。読み出したい気持ちとの戦いで 取り敢えず眼につかないように スーツケースの中にいれた。

2011年7月23日土曜日

夏の読書課題

 日本語の本を必死に辞書片手に読んでいる息子からの ママも挑戦しろと夏の課題として2冊の本を薦められる。Virginia Woolf の MRS.DollarwayそしてEM.FosterのPassege to India  明日にでも パウエル書店に出向こうと思う。30年経ってやっと英語の妙みたいなものが理解出来る様になり 英文を読むのが苦痛ではないけれど ジェームス ジョイスのユリシーズを投げ出したからなー。2冊とも下知識があるから何とかなるとたかをくくるとしよう。

モンタナ嬢の好き嫌い

 昨夜 リビングルームのガラス戸の前に座って、外を眺めていたモンタナ嬢が不思議な声を発し何事かと私の注意をひいた。外のベランダにグレイと白の子猫が座っていて それに向かって話しているらしい。可愛いらしい声で大丈夫かと聞いていたのかもしれない。数匹の猫の訪問者がいるのだが、あきらかに野良猫と分かる汚れた大きなやす猫や、態度のでかい黒猫はモンタナのお気にめさないようで 近くに寄るなとガラスごしに大騒ぎ、猫の世界でも偏見や好き嫌いがあるのだろう。モンタナはグレイの入った猫がお好みのようだ。家の中から威嚇してもどれだけ手練手管のサバイバル猫達に通じる事やらと 思春期の頃の息子と姿がかさなり、笑いが込み上げて来た。

2011年7月22日金曜日

帰国準備

 うだうだしてても仕方ないと、午前中は健康保険の更新手続きのために、いろんな書類を用意しコピーをとり、送り出す準備をした。ひさしぶりに良いお天気で モンタナの留守中のキャットフードやトイレ用のリターを買いに出かけた。月曜日ワイナリーツアーのお仕事があるので取り敢えずやれるだけの準備をしようと走り回って一日が終わった。

2011年7月21日木曜日

リバンド

 気分を盛りかえさなくてはと思いつつ、あまりにもいろんな出来事が ガイドのお仕事で続発したせいか、立ち直れないでいる。留守中にモンタナの面倒をみてくれたJANがモンタナに噛まれるという事件まであり、今ひとつ納得出来ないでいる。モンタナはいつもと変わりなくマイペースだし、健康そのものだし、どうしてそんな事になったのか未だに不明。会わなければならない人や やる事 山積みなのだが ちょっとした人間不信に陥っているようだ。ガイドの仕事は神経を使うのはわかりきっているにも関わらず 驚く事の連続で今回ばかりはまいりました。

2011年7月16日土曜日

一段落

 たて続けのガイドのお仕事がやっと終わりちょっとほっとしている。15日夕方、ERICがユージンから一晩泊まりでやって来た。仕事の終了が送れ1時間程 外でまっていたらしく窓越しにモンタナと遊んでいたそうだ。仕事の疲れも忘れて、夜中まで喋り込む。次に会えるのは 私が日本から戻る9月だねーと、例年と同じく留守中のお節介をやき、食料品やついでにすぐ飛んで行ける距離でないのでと、さしてないお金まで放出し母親とは損な役目とあきらめの境地。世の中の同年齢が老後の生活設計であたふたしているのに 何たる事かと自分をいましめてみるものの、まーあなたが 私にとってのretirement planだと釘をさしておいた。まかせておいてとの言葉を100%信じているわけではないが。 

2011年7月10日日曜日

エジプトの民族衣装



 一週間にわたったシアトル滞在の仕事が終わり、やっとポートランドの我が家へ戻る。ライオンズクラブの国際大会でシアトルの街は連日にぎわっていた。開会式前日のパーレードでエジプトのメンバーと遭遇、あまりの美しい民族衣装に写真を撮らせてもらった。

2011年7月3日日曜日

Jim教授の個展



 美術学校の先生の個展のお知らせをいただいたものの シアトル滞在中でオープンニングに出席する事出来ない。非常に残念だけどこちらに戻りしだい画廊に出むこうと思う。連続の仕事となると 服の準備に頭を悩ませた。自宅からの通勤ならどうにでもなるが。ホテル滞在ゆえ、必要以上のものを何とか鞄につめこんだ。一週間の外食に備えて胃薬持参。モンタナは鞄の中に座り込んで動こうとしない。

2011年7月2日土曜日

7月

 うだうだとしているうちに7月になってしまう。骨休みだと旅行社の仕事が無い事をいい事にのんびりかまえていたものの、落ち着かない日々を送ってしまう。7月はうってかわってスケジュールがつまっている。シアトルへ一週間の泊まりの仕事、戻り次第高校生のグループと。工房では陶板の制作をしていて、大小いろんなサイズを仕上げた。今日は、留守中モンタナの世話をしてくれるJanのお泊まり態勢のための準備をしている。

2011年6月18日土曜日

工房オープンナイトその2

      パーキング場は車でいっぱい。写真の3階右端が私の工房
             
            屋上はさすがに風が強い ケンと和代さん
      オーナーのケンと工房の維持をしてくれているアダム(右側)
    写真家のジュリーは今月いっぱいで工房を自宅に移すそうだ。25年の歴史に幕を閉じると寂しそうだった。

2011年6月17日金曜日

工房オープンナイト

              ジャンの工房でイベント前
                   ソーラーパネル
             屋上からダウンタウンを眺める
               1階のロービー キム一家
 やっと工房のオープンナイト6/11の写真を入手した。1階から4階の全階がアクセス可能となり、かなりの人が見学にやってきてくれた。ソーラーパネルが屋上に設置されているのだが、屋上までのツアーもあり、建物からの景色も見る機会があり好天気にめぐまれ 絶景だった。去年の参加者300名を上まったのではないかという情報もある。ワインそして今年は建物のオーナーのケンとメリーがオードブルまで用意してくれた。バンドもはいり若者で1階は大混雑だった。4時から10時までひっきりなしに人が出入りし、残念ながら他の工房を見学できなかった。連絡の取れずにいた和代さんにも会えた。まりこさんや和代さんは私の客の応対にかり出されてんてこまい。ジャンは写真の記録係で走り回っていた。

2011年6月14日火曜日

お気に入り


 今日買って来た人形を棚の上に置いた途端 我が家のモンタナ嬢はそこから離れようとしない。お気に召した様で 人形の足を抱え込む様に座り込んでいる。動かそうとすると嫌がる。もうかれこれ4時間ぐらい同じ所でうたた寝している。

洗濯日

 オープンスタジオに来ていただいた方々にお礼状を書き、家の掃除をし 洗濯をする。ひさしぶりにセルウッドの銀行ヘ行った。1時間ぐらい街をぶらぶらし アンテックストアーを覗き人形を購入した。古い汚れた人形コレクションがふえた。洗ってぼろぼろになったクマサンとか大好きなのだ。

2011年6月9日木曜日

寝ぼけ眼


 ソファーの背の所、本を読んでいる私の背中の所で 寝ぼけ眼のモンタナが、私が身体の位置を変えるのが面白くないらしく 安眠を妨害するなと言わんばかりだ。

2011年6月8日水曜日

鴨長明

  息子に刺激されて方丈記を読む。高校時代の古文のクラスじゃ これ味わえないよなーと思った。ぐんぐん胸にせまり うんうんと頷いてしまうのだ。50年が寿命と言われた時代にギリギリまで世が捨てられず、世からはじきだされ、はじめた方丈の草庵の暮らしぶりが出家遁世とは違う、煩悩に充ちた未練たらたらの人間くささで ひしひしとこちらに伝わって来る。仏道修行ではない 追い込まれた場所で 開き直るかの様に心の平安を得たとするならば儲けものだなーと思ってしまった。利得と全く縁のない我が暮らしも悪くはないと 自虐に近い認識をした。若者には悪いが、息子も含めて、君らがこの世界をひしひしと感じるには修行がたりないぞーーーー。

2011年6月5日日曜日

ゴロワーズ、


 1950年代の女性像、フェミニストの作家の回想録、自叙伝。サルトル、ニーチェ、サリンジャー、カミユにジェムス ジョイス、トーマスマン、マルクスにハイデガーなどなど 彼女は読んでいて自分と同じだと苦笑い。自分を犠牲にしてスクリーンライター志望の夫にすべてをたくす。芸術家も作家も似た所があって 作品を評価される前に その生き方が、狂気に近い行動も 芸術という前に許されたりする。フランスの煙草ゴロワーズにゴダール監督の気ちがいピエロのジャンポールベルモンドを思い出し、自分の青春を思い、胸がちくりとした。この煙草って日本でも 違う自分の象徴だったはずだ。サルトルもこの煙草を愛用していたそうな。ちとひねた若者はこれにあこがれたはず。

2011年6月2日木曜日

工房

https://www.t-mobilepictures.com/myalbum/photos/photo26/b6/f3/88e4dbd5d0ed__1307000740000.jpg

 6月。夏の帰国までに作陶に励もうと 粘土を購入し仕事開始。6/11にむけて 工房のある建物の外装掃除が始まっていて アダムとブレインが新しいサインの取り付け工事をしていた。

2011年5月29日日曜日

Rose 祭り

 恒例のバラ祭りがはじまった。残念な事にバラ園のバラの蕾は未だかたい。バラの無いバラ祭りってどうなるのだろう。パーレードの山車に使われるバラはどうなるのかなーと考えてしまう。例年だと何らかのお仕事が、旅行会社のほうからあるが今年は無し。夏に帰国する予定だが航空券の高騰は驚く物がある。帰りたいけど帰れないなんて思う。

2011年5月25日水曜日

J Chein toy 

 先日2ドルで手に入れた貯金箱は 1940年に発売された物らしい。71年も経っているらしいと判明する。40ドルぐらいするそうだ。

2011年5月22日日曜日

ブリキの貯金箱


 ずいぶん古い物だと思われる ブリキの貯金箱を入手。胸の真ん中のつまみを下に押すと 口の中から赤い舌が出て来る。舌の上にコインをのっけて つまみを離すと中に入る仕組みになっている。もしかしたらお宝かな?

2011年5月13日金曜日

The knitting circle

The Knitting Circle: A Novel

 ひさしぶりの青空、気温も20度を上まり 3時間程のドライバーガイドのお仕事で市内観光。工房での仕事におわれて、出来なかった読書に専念している。一日一冊のペースで読んでいる。3ー4年前話題になったこの本は読了後、そうだーよなーと納得してしまった。編み物に夢中になった時期のある自分にとって 糸から棒針2本で形のある物を作り出す単純作業は心をいやしてくれる物がある。表編みを2つ 裏編みを2つ これを繰り返して行くとゴム編みになる。いわゆる袖口や裾の部分。同じ空間でそれぞれの悩みや苦しみを抱えながら ただひたすら編む。お勧め出来る一冊。一人で苦しまず 逃げるわけでもなく ちょっとの間 靴下やセーターを仕上げる間、編みながら時間の流れるのを待ちましょう。分かるなー。この世界。

2011年5月11日水曜日

2011 モルトノマ図書館 reading project

The Other Wes Moore: One Name, Two Fates

 同じ名前を持つ二人の若者の人生。2人をとりまく環境は似ているのに 二人の選んだ道、たどり着いた所は全く正反対の場所。思春期における男の子たちにとって、父親不在というのは大影響を及ぼすのだなーと改めて思い知らされる。

2011年5月10日火曜日

Open Studios 6/11



陶器市4/29 

             KIMのブースにて
 Kimとはもうかれこれ17年の付き合いになる。本の話や子育てや話す事に事欠かない。

2011年5月9日月曜日

special delivery


  昨日 焼き上がった2点の特別注文を気に入っていただいたので今日の夕方、御自宅までお届けする。高さ55センチ。暖炉の横に置き場所を作り、楽しみに待っているとのメールをいただく。既に先の陶器市で多少 背の高い作品を御購入頂いているので 部屋にどうマッチするのか興味津々だ。陶器市終了後 こんなにはやく 作品を仕上げたのは始めてで、自分でも驚いている。

2011年5月8日日曜日

mother's day letter from Eric

When I heard the learn'd astronomer,
When the proofs, the figures, were ranged in columns before me,
When I was shown the charts and diagrams, to add, divide, and measure them,
When I sitting heard the astronomer where he lectured with much applause in the lecture-room,
How soon unaccountable I became tired and sick,
Till rising and gliding out I wander'd off by myself,
In the mystical moist night-air, and from time to time,
Look'd up in perfect silence at the stars.

- Walt Whitman

I like this poem because it reminds me a little bit of Dogen's famous idea that when you point your finger at the moon, all you can see is the finger that points and not what it is pointing to. Sometimes we get caught up in assigning meaning to this or that, to understand things based on some kind of predetermined criteria, but in the end it is always best to let things be, because the silence of the stars is always more beautiful than noise we make to explain them.
I have always been the type of person to try and point, to try and measure, I am, after all, a thinker. For me I get caught in a trap where I can no longer tell if I am seeing my finger pointing at the moon, of if I'm seeing the moon. Or, I obsess about the human incapacity to truly bridge that difference in cognition. But these days, I have taken to heart the Buddhists, and when I think of the way that you live each day, I start to realize that it may well be time for me to grow up.

I love you mom, thank you for everything.

母の日

 先日 工房でラジオを聞きながら仕事をしていて耳にした あるアメリカの老人ホームの話。年と共に記億力の低下する父親と住んでいる彼女は 毎朝 辞めてしまった仕事に出かけようとする父親を説得するのに時間を費やしていた。隙を見て出かけてしまい 徘徊という形で保護される父親に胸を痛めていた。ある老人ホームを訪れた時、施設の前にバス停があり ベンチがおいてあるのを目にした。老齢の女性が座ってバスを待っている。介護士がいつの間にか彼女の横に座り一緒にバスを待っているようだ。何時まで待ってもバスが来ないのを不思議に思っていると、施設の係員が バスの来ないバス停だと説明した。そこでも 数おおくの老人達が 仕事に出かけようとする、子ども達が待っている、家に帰るとホームを出てしまい 何のために出かけたのか忘れてしまい迷子になったり 保護されたりする事に胸を痛めていた。そこで思い付いたのが バス停を作る事だったそうだ。出かけようとする人は止めず 服を着がえ、出かける御老人たちを静かに見送る。そしてバス停の前で座って待つ彼等を見守る。横に座り 青空を眺めたりしながら 時間が過ぎるのを待つ。ある程度の時間が経つと納得したかのように 自分達の部屋にもどる。ゆっくりとご老人達と対処しようとした時 穏やかな空気がここの施設に流れる様になったそうだ。こちらの都合にあわせず、ご老人達それぞれに合わせる様に心がけているそうだ。私の母が父に対する態度そのものだなーと思った。好きな様ににやらせてあげているのだ。世の中の全ての母たちに敬意を表する。

2011年5月7日土曜日

JQR

JQR201105.jpg
 島根県益田で作られるニットで作られた打ち掛け。JAPAN QUALITY REVIEW
英字をクリックすると記事が読める。なかなか興味深い記事。デンバー時代に知り会い、以後母を筆頭に私の家族が愛してやまない3代目の彼女の画期的な作品。陶器市の売り上げがちと悪かったとこぼしたら さりげなく作品を購入しようとしたり耳の悪い父とちゃんとお話できたり驚く事が多々ある。 

2011年5月6日金曜日

作業開始


 今年の陶器市は例年より30%売り上げが落ちてしまった。しかも売れ筋のはずの小物が売れ残り大物から売れて行った。洋梨のデザインの物を大幅に減らしたのが裏目に出たようだ。新たに背の高いvaseを買ったお客様より特別注文が入り、今日から工房の整理をしながら 絵付けをする。2点程仕上げていないVaseがあったので明日焼き上げ日曜日にはお届け出来る予定。