2009年4月6日月曜日

早朝の空港


 なんと朝3時起きのお仕事で4時前にホテル そしてポートランド空港へお客さまを送る。車を駐車場に停めて スカイブリッジから Eコンコースのほうをながめる。まだ暗い。東海岸へ飛び立つ人々で早朝の空港は混雑している。さすがに工房へ帰りがけに行く気力がなく 家に戻り2時間程仮眠するものの なかなか疲れがとれず絵筆を持っても脳が回転せず集中力に欠ける。気温が随分上がり 身体が温度の変化に追い付かない感じがする。早めにきり挙げて家に戻る。今日は早めに眠る事にする。

2009年4月5日日曜日

お花見


 今日は工房での仕事をお休みし 午前中は陶器市のポスターを50枚程 配付して回り、お昼からはガイドの大先輩の由美子さんと桜を見にウォーター フロントパークヘ出かける。ひさしぶりの晴天で 半袖や夏の格好をした人たちで賑わっていた。やはり日系らしい人の姿がおおく桜の下でお弁当をひろげている。彼女が作って来てくれたお弁当をおいしくいただく。ポートランドにもう15年も住んでいるのに関わらず これが初めてのお花見。彼女も同じような事を言っていた。 

2009年3月28日土曜日

ホテルプロジェクト終了

 朝7時30分にTOMとまり子さんがトラックで工房に来てくれた。作品の入った箱を積み込み8時前にホテルまで運んだ。あっという間に積みおろし8時4分には受け渡し完了。心強い2人の助けを借り、3か月間に渡るプロジェクト終了。しかもその後、朝ご飯までごちそうになりお礼すべきは私の方なのにと恐縮している。午後1時からガイドのお仕事で雨の中 コロンビア渓谷5時間のツアーをやり帰宅する。雨と風の2重奏でお気の毒ながら 楽しい方で十分楽しまれたのでほっとする。

2009年3月27日金曜日

C-12

 恒例のオレゴン陶芸協会による 陶器市にむけてブースの番号を 決めるための会議に出席する。今年の場所はほぼ去年と同じ列でCー12になる。ひさしぶりに陶芸仲間とポットラック。会員それぞれの持ち寄りで 夕食をしながら和やかに会議が進行する。情報交換や現状を話しながら楽しい一時をもてた。やはり不況で誰もがどのような陶器市になるのか不安をもっているようだ。私の個人的な意見としては 皆節約ばかりの生活に嫌気がさしているので 手ごろな値段のものが売れるのではと思う。天に運命をまかす事にしよう。

2009年3月26日木曜日

Packing


 3月28日のホテルへの搬入に向けて 60個の完成した作品を箱に詰める。各階ごとに個数が指定されているので 全部つめ終わるのにかなりの時間を要した。いきなり工房の中がすっきりした。60個作るのに試行錯誤したので100個ぐらい作ったようだ。残った作品は4月の末の陶器市に出す予定。これでやっと 陶器市に向けて集中出来そうだ。明日はいよいよ陶芸協会の会議でブース番号が決まる。4月の22日に出店の準備をするので もう一か月弱しかない。素焼きも95%は終了し 絵付けと釉薬がけになっているので順調に事が運んでいるといって良いのでは。

2009年3月22日日曜日

春の兆し


 朝夕は冷え込むがやっと 街のあちこちで桜が咲き始めた。雨の合間に覗く青空をバックに咲く桜はやはり美しい。セルウッドの街を歩きながらお花見気分。かねてより眼を付けていた桜の木の様子を見て歩く。ダウンタウンのウォーターフロントパークの桜並木が満開になったら今年こそ その下を歩こうと思う。

2009年3月20日金曜日

3/20 4:45am

 

The Amazing Adventures of Kavalier & Clay

 朝3時起きで ガイドのお仕事へ。4時45分をもって春がやってくる。空港で7時15分に仕事を終え その足で工房へと向かう。2時間ばかりの仮眠をとったものの 身体も頭も機能停止、仕事にならない。気分転換に本屋へ行く。最近のお気に入りMICHAEL CHABONの本を購入する。もう工房に戻る気がせず自宅へ戻り こういう日があってもいいのだと自分に言い聞かせ、モンタナを膝に抱っこしながら本を読みはじめてしまう。明日は朝から工房につめてがんばるぞ。

2009年3月16日月曜日

永遠について思う。


 大江健三郎の燃え上がる緑の木 三部作を再読する。いつ読み返しても新鮮だ。今回一瞬よりはいくらか長く続く間というフレーズが頭にこびり付く。そして中原中也訳によるランボウの永遠という詩を何度も読み返す。
 また見つかった
 何がだ 永遠
 去ってしまった海のことさあ
 太陽もろとも去ってしまった
 
 中略

 もとより希望があるものか 
 願ひのすじがあるものか
 黙って黙って堪忍して
 苦痛なんざあ 覚悟の前

きっと人間は 永遠を考えて苦悩する。それなら 一瞬よりはいくらか長く続く間というようにおき変えてみよう。すっと頭の中のもやが晴れ上がる気がした。

2009年3月14日土曜日

雨模様


 昨日とうってかわって雨がシトシト降り気温も下がる。我が家の近所で息子と彼の友達の3人で朝食をとり、彼等はユージンに向けて出発。私は工房で陶器市へ向けて1日中 轆轤をひく。あっという間に夕方になり家に戻る。モンタナはいつもと違って息子の部屋を歩き回り、一体なんだったんだという顔をしている。どうも人が増えると調子が狂ってしまうようだ。いきなり母親として行動するからだろう。

2009年3月13日金曜日

工房付近にて。


 ひさしぶりの太陽に誘われ友人のANNAと工房周辺へお散歩に出かける。貨物列車の操車場を突き抜けて行くと 広場に出る。そこに何やらサイロかオイルを入れるのか かなり大きい円柱状の物を発見する。二人とも興奮ぎみでひとしきり眺める。ポートランドも他のアメリカの都市と同じで不況の風がふきまくり 失業率10%ちかい。気持ちが沈みこむ事の多い毎日なのだが 今日は美術学校以来14年の友人と息抜きが出来た。もう一つのおまけとして 息子が顔なじみのEMILYと夕方7時ごろ突然、工房に姿を見せる。ホテルへおさめる前の作品を見てもらい、タイ料理を食べに出かけた。明朝またユージンへ戻って行くのだが、とても楽しい一日となった。また気を取り直して取り敢えず 自分の出来る事をやろうと思う。

2009年3月10日火曜日

1周年

 ブログを初めて1年がすぎた。220件の投稿をしたようだ。小学校2年生の頃から日記をかき初めているから もう半世紀も自分なりの記録を続けているということだろう。ここ1年間はブログがそれに変わった。それでもスケッチブックは日記もかねた仕事の記録 アイデアの集約でデザインや やりたい事を思いついた時にかきとめる様にしているので 気が付くとかなりの時間を書く事に費やしているようだ。歳を重ねるにつれ忘れる事が多いからメモを常に取り、自分のおかれた場所の確認に余念がない。あと10日あまりで暦の上では春が来る。ここ2ー3日雪まじりの天候で暖かくなるのが待ちどうしい。

2009年2月23日月曜日

Hotel project


 2月も残すところ 5日間となり、ホテルプロジェクトも終盤を迎えようとしている。後16個で全てが終了する。試行錯誤とクライアントの要求に応えるべく苦戦を強いられたがなんとか仕上げの段階にたどりつく。本来の色彩重視の自分の作品と違うので どこか満足出来ない部分が自分の中に残っているが それもいたしかないと思っている。合間に4月の末にある陶器市の準備もはじめている。不景気の影響がどこまで出るのか陶芸仲間達も かなりの不安を抱えているようだ。それでも作ることしか頭に無い私は例年通り製作に励んでいる。

2009年2月21日土曜日

心細さに足がすくむ

 2ー3日前の出来事。工房からの帰りが遅くなりバスをおりたころ 外はもう暗くなっていた。4ブロック程歩きながら 何故だか私が幼稚園の頃おそらく6歳になる前に タイムトリップ。幼稚園の帰りに仲の良かった福元順子ちゃんの家に行くことにした。ところがすぐそこだと言ったのに 歩いても歩いても着かない。おそらく1時間以上歩いた。着いて少し経った頃にはもう外は暗くなった。彼女のお母さんは仕事からまだもどってこないし 母に黙って遠くまで来た事が急に不安になり慌てて帰る事にした。初めて来た所だし帰り道も分からない。彼女がまた幼稚園の近くまで一緒にきてくれた。幼稚園から私の家は10分もかからない。泣きたいのを我慢した。子供だったからよく考えなかったが 私はともかく彼女はいくら慣れているとはいえ またひき返すのに1時間以上 あの暗い道を歩いたのだと気がついた時心細さに足がすくむ。彼女はお母さんとの2人暮しで お迎えがあるわけでもなく毎日あの距離を往復し記憶の中の暗い家でお母さんの帰りを待っていたのだと思った時 涙が込み上げた。昔の子供はたくましかった。この暗い世相が気持ちを下降させるが 経験の少ない子供でもあんなに気丈でいられるのだから 泣き言は言うまいと強く自分に言い聞かせる。

2009年2月12日木曜日

不景気

 不景気の波を身近に感じはじめている。市の所得税収入が失業者が増えるにつれて激減し 今までその一部が公共の交通機関の運営に回っていたらしいのだが、今日のニュースよると 今年9月をめどにルートや本数を減らさなければならないとか。バスを頻繁に利用しはじめた私にとっては痛手だ。暗い話ばかりがはいってくる。息子と一緒の仕事場で働き出した女性がやっと仕事に慣れ、カリフォルニヤに残して来た小さな娘を迎えに行って帰ってくる途中 交通事故に遭い亡くなってしまったと息子から泣きながら電話がくる。暴力的な夫婦関係からやっと抜け出して新しい生活を始めようとした時だったのにと。いたたまれなくやりきれない。一体これから世の中どうなっていくのか?自分の日常に流され いろいろな形で人々が苦しんでいるのに気がつくと、いても経ってもいられぬ思いがこみあげる。もっと優しくならなければいけない。もっと気配りをしなければと思う。

2009年2月9日月曜日

Stubborn Twig


 オレゴン州 HOOD RIVER日系人 ヤスイファミリーの歴史、そして日系人たちの1900年代の生活の背景 暮らしが実感できる。モルトノマ図書館のお勧め本であちこちのブッククラブで 今盛んに読まれているようでなかなか手にする事が出来なかったが 空港内の本屋に一冊あるのを発見 思わず購入する。ポートランドの街中を流れているウィラメット川にかかるバァーンサイド橋から川をのぞみこみながら この川がやがては太平洋に流れ込みそして日本ヘつながっていると 望郷の念をかかえこみつつ流した涙が やがて日本へ届くとのあたりで 思わず私も涙ぐむ。いわゆる一世の方々の苦労は今時の私らと比べものならないと思う。大切にゆっくりと読んでいる。
 

2009年2月2日月曜日

すばらしい一日

 妹から待ちに待ったナナオの犬も歩けばが届く。そのなかのひとつ。
 題はすばらしい一日
  水を汲み
  薪を運び
  隣でしゃべり
  陽が沈む
 
シンプルなのに全てを語る。なんて素敵な一日。これでモンタナが私の膝にいれば最高かな

2009年1月31日土曜日

皆勤賞


 今日で1月も終わり。自分で自分に皆勤賞をあげよう。なんと元旦初日から 1日も休まず工房で仕事に精を出した。気分爽快である。ガイドのお仕事が急減したこともあって 工房につめられる事は幸いなのであろう。生活はかつかつでも 自分の好きな事ができるのは幸せな事だなーと思う。今日は車で出かけ粘土や下絵具の補充をし、陶器市に向けての作品作りの準備万端である。画像は昨日の続編、女神の像が設置される様子である。見物人と比べてもらうと大きさが分かるのでは。

2009年1月30日金曜日

ポートランディア


 2月のバスパスを求めに ダウンタウン行ったついでに1873年にマイケル グレイブのデザインのモダンな建物の上にある女神の像 ポートランディアを撮影する。自由の女神像の次におおきな銅像で6.5トンあるそうだ。彫刻家レイモンドカスキーの作品。ポートランド市とモルトノマ群の行政業務がおこなわれている。市内観光の時バスの中からご案内するのだが 実際に銅像の前から見る事はあまりないので しばし見入る。

2009年1月29日木曜日

鳩の集会


 工房の窓から見える外灯に無数の鳩が止まっている。15分おきに全ての鳩が同時に飛び立ち まるで席とりゲームとりをしているかの様にとまり直す。しばらく観察をしていたのだが何かルールみたいなものがあるのか 止まろうとして拒否される鳩もいて また旋回して次の外灯へと移動している。じっとしていると寒いから運動をして身体を温めるのかなーと思ったりする。霧の朝で空気が冷たい。よくみると工房のあたりの全ての外灯や電信柱にすごい数の鳩がいてまるで集会のようだ。

2009年1月28日水曜日

結婚

 凄いタイトルで書き出しているが 姪っ子が今年の10月に結婚する。ただ一人の姪っ子で後は全部男なので おばさんとしてはなかなか心の準備ができずにいる。婚約したのは至極すんなりと受け入れられたのだが 結婚はおめでたいとは言え 母親でもないのに寂しいと思ってしまう。素敵な なかなか今時にしては珍しい好青年で大賛成なのだが。彼女の生まれたのは二月の寒い日。ちょうど永住権の面接で日本にいた私にとっては 彼女の生まれた日の事は忘れられないのである。たおやかでそれでも芯の強い女性によく育ったとおばさんは 涙線がゆるゆるになっている。アレルギーのひどい子供のために天井までふきまくった妹の努力と溢れる様な愛情に敬意をひょうする。ご苦労様。そしておめでとう。


 

2009年1月26日月曜日

順調

 モタモタした感があった工房での仕事、なんとか 軌道にのった感じである。連日の素焼きや釉薬がけでむっとする室内に少し辟易しているものの 外の寒さに比べたら文句も言えまい。個人的には好きではないが じょじょに愛着らしき物も湧いて来て ホテルプロジェクトも最終段階にはいってきた。あいまに陶器市の作品作りをしているがこちらは好きな物だけやっているから苦にならない。それでも2ー3カ月の修行の様な物作りの成果か 轆轤をひくにしても段取りの良さが感じられるのは喜ばしいかぎりである。嫌な物でも集中してやって来た成果に上達というおまけがついてきた。半冬眠状態に入る事も無く 毎日工房で仕事に励む自分にお褒めの言葉をあげよう。友人達の差し入れまことにありがたい。本当に皆様のおかげである。明日もがんばるぞ。 

2009年1月24日土曜日

1月24日 土曜日

 車で工房へ行く。陶器市の物を作ったり ホテルプロジェクトに絵付けをしたりしていると あっという間に時間がたち 3階の窓から5時頃 外を眺めると 雪がちらちらしだす。天気予報では明日ぐらいからと言ってたのにと きりのいい所で仕事をやめた。バスと違ってあっという間に家に到着。年ととるにつれて日が経つのが早い気がする。やらなければならない事が山の様にあると言うのに あっという間に一日が終わってしまう。今日は土曜日、自分へのご褒美にとゆっくり本でも読もうと思う。 

2009年1月20日火曜日

ひさしぶりの鍋

 今日のお昼は まり子さんが土鍋やコンロを持って工房にやってきた。生ガキやお豆腐 白菜 鶏のつみれ、とろろ入り その他もろもろで 鍋料理をオレゴン産のワインと共にいただく。風が冷たいこのごろにぴったりで感動、一人暮しゆえひさしぶりの鍋に感激。ほろ酔い気分で絵付けなどする。大統領の就任式をお祝いしたという感じで良い一日だった。

2009年1月18日日曜日

オバマ新大統領の就任式を前に

 就任式まで後2日、アメリカ中の関心が歴史的なイベントにむけてたかまってきている。高額で就任式のチケットが取り引きされているらしい。世相が世相なので 新大統領によせる国民の期待というか希望を一気にひき受けなければ彼の立場を考えると このお祭り騒ぎが次ぎにくるであろう混沌の時代を想像させ喜んでばかりいられない。
 大江健三郎の万年元年のフットボールを再読した。万年元年の一揆でことごとく痛めつけられ疑り深くなっている転換期の農民達と時代を経て その子孫の 鷹四、蜜三郎等を中心に新たなる村の改革の騒動が繰り広げられる。兄弟でありながら どこでどう生き延びたかが違いを生み出す。都会的 土着的、戦後の経験 明治以降百年の経験、二つの流れが複合する事無く、それぞれが歩き出す。それでも皆の思いは 小説のかきだし 夜明け前の暗闇に眼ざめながら、熱い期待の感覚をもとめて、辛い夢の気分の残っている意識を手探りにする。 鷹は死に 蜜は生き残り続ける者らに向かって叫ぶべき 本当の事をみきわめていない事に気が付く。40年も前に書かれたこの本は 大江氏自身も乗り越え点としての作品といっている。時代を超えて人間の本質にせまる。 新大統領の就任式を前になぜだか この本を再読した。

2009年1月15日木曜日

スティール ブリッジ


 ひさしぶりの更新。毎日工房につめている。朝 8時30分前後に家を出 コーヒーを求め、最近はダウンタウン経由で MAXに乗り換えている。今日は気分転換に工房の模様替えをした。友人達がボストンとドイツに里帰りをしているので 静かに1日が流れている。今年の陶器市は例年より10日程はやく開催されるのでホテルプロジェクトの最終仕上げやらで 慌ただしく毎日が終わる。バスタブに身体を伸ばし 1日の疲れをとるとあっという間に眠たくなってしまう。夜更かしなどとんでもない感じ。それなりに充実しているのだろう。 
 

2009年1月9日金曜日

今日の出来事。。

 ひさしぶりに 車のエンジンをスタートさせ いざ出かけようとした所で 忘れ物に気が付き忘れ物をとりに部屋に戻ってまた車の前に来た所で 車の下に水漏れ発見、粘土や下絵具を購入のための車使用なのにと途方に暮れる。すぐさまAAAに電話し修理工場まで運ぶ手続きをする。今日は粘土の購入は無理だなーと、あきらめかけた時 隣人のDAVEが仕事が休みで家にいたらしく駐車場の物音に 何事かと顔をみせる。事情を説明したら任せてくれとばかりに つれてってやるとすぐさまジープのエンジンをスタートさせ一件落着。重たい粘土250kあまりを3階の工房へ運びこんでくれる。朝のゴタゴタで食事の暇がなくお腹が空いたなーと思っていたら 工房の同じ階にいる 絵かきのアナグレットが中華を携えて登場、続いてシューズデザイナーのジニールがタイ料理を抱えてNAOの好物を買って来たぞと登場。Tom yum gai, Pad se_ ew や中華で大満足。仕事にはげみ 夕方、バスを乗り継ぎ 車をとりにいくとまたここでも鮭の塩焼きや 大根の煮物 菊の花びらの酢の物と夕食を用意してくれていて ごちそう攻めの一日。いつもの三倍の量を食べた。少し気が滅入っていたのだが、お腹がいっぱいになったら何でも来いと元気がでてきた。私の回りには優しい人たちが多い。とにかくアーティストは腹を常に空かせていると思われているので こういう幸運がよく舞い込む。

2009年1月7日水曜日

カラーパレットのチェンジ

 ホテルプロジェクト 色をニュウトラルに変えてほしいとの要請で急きょ やり直しを余儀なくされている。個人的にはなんだかつまらない感じなのだが これまたいたしかたないと せっせと作業をしているものの 金に買われた身と気分がのらない。明日から少し色の組み合わせなどテストして 決められた枠の中でなんとかしよう。

2009年1月2日金曜日

2009年1月2日

 今年は丑年だそうだ。丑年と言えば私の兄の年である。2歳上の兄は東京で同じ時代を過ごした事もあって、彼の知識とか才能とか憧れの的だ。2年前にそれとなくくれた本が ソローのウォールデン 森の生活だったり、 ブコースキーの話をしたり ただ者ではないのである。10代のころ 彼の本棚のローザルクセンブルグとか手にとってみたりした。もしかしたら 今の自分の基本みたいなところで 随分影響をうけているのではなかろうか。年齢が進むにつれて私の回りの友人たちが 兄弟関係で悩んだりしているのを横目に見ながら 私の所は違うと確信する。妹といい兄といい私はかなり恵まれている。
 工房での作業は順調で 規則正しくちゃんとバスで通っている。2009年の滑出しまずまずというところだ。バスの中で森の生活を再読している。

 

2008年12月30日火曜日

Sneak peek

 2008年も後1日でおしまい。 窯の調子も元に戻り どうにか軌道にのりはじめた。明日から2日ほど工房での仕事をお休みして 家の掃除や2009年にむかって 英気を養うつもり。 2009年が皆にとって良い年でありますように。

2008年12月28日日曜日

師走

 雪もすっかり溶け 気温も例年なみとなり ギシギシと立ち止まっていた歯車全開でプロジェクトの遅れを取り戻すべく 連日工房につめている。窯のrelayもとりかえたし 後は他の問題が新たに おきないことを願う。師走とは良く言ったもので 私も走っている。
 不思議な夢を見る。あまりそんな事には捕われない私が ちょっと気になっている。14年前、私の作品を気に入って購入してくれた人から 連絡がある。オレゴンの陶芸協会に問い合わせたらしく 年が明けたら訪ねて来てくれると。なつかしいカリフォルニアのアルケータの街から会いに来てくれる。夢といい なんだか不思議な一日だった。

2008年12月25日木曜日

ナナオサカキ氏宇宙へ

犬も歩けば  /ナナオサカキ/著 [本]


 非定住、無所有を唱えた鹿児島出身の詩人 ナナオサカキ氏 日本そして世界中の放浪の末 数々のすばらしい詩とスケッチを残し 12月23日宇宙へ旅立つ。85歳。ゲーリースナイダーやアレンギンズバーグとも友好関係があった。物欲にかられる時 嘆きのどん底でくじけそうになる時、彼の詩を何度も読んだ。 足に土 手に斧 目に花 耳に鳥 鼻に茸 口に微笑み 胸に歌 肌に汗 心に風 これで十分。 彼の詩集 犬も歩けばが欲しい。
 

2008年12月24日水曜日

モンタナ

 ずっと長時間出かけず 出たり入ったりしている私に 辟易している様子を見せるモンタナ嬢。家にいる間は私から離れようとしない。毛並みピッカピッカ。雪が溶け出して外はグチャグチャ状態。とけ出したから もう外へ行くのはやめた。ベチャベチャは嫌だ。この分だとクリスマスあけには工房での作業続行できそうだ。

2008年12月22日月曜日

26cm

 私のバートンのスノーボードシューズは靴の底から高さ26cmほどある。靴がすっぽり雪の中にのめり込む程の深い雪。またクリスマスイブに 新たな寒気団が 雪をもたらすかもとの予報。もう仕事の遅れが どうのこうのと言ってる場合じゃない。仕方ないものは 仕方ないとすっかり腹をくくった。モンタナも事の異常に気が付いたみたいで 外で雪と戯れている私を家の中から窓越しに見ている。雪を丸めて窓の方に投げたら驚いて窓の桟から飛びおりた。

見て 見てこの雪の深さ。


 昨日の車の写真と比べて下さい。深夜を過ぎてから降りはじめてもう車のタイヤなんか埋まってしまっている。ゴーグルにきょうはスノーボードシューズと完璧な態勢で 家から出たり入ったり。もう子供のころにかえった気分。小さい頃雪が降ると 朝早くから兄と探検とかいって、 いつもは入れない人のうちの庭先とか 畑とかおかまい無しに歩いた。道路も歩道も全部区別が付かなくなって 悪い事をしているって感覚がなくなる。ただ三歳下の妹はすぐ冷たいと 泣き出すからつれて行かなかった。ただ一度だけ 妹と2人で 薄暗い朝早く 家を出てすぐ三軒先の病院の外灯の所で 妹が懐中電灯を落とし 見る見る間に雪に埋もれて行く光景が瞼にやきついている。私にとってこの時が初めて 姉としての自覚を持った時なのではなかろうか。これ以上はあぶないと もっと行きたがる妹の手をむりやり引っ張って来た道をひきかえした。昔の事だからたいした防寒着もなくて 彼女の手が冷たかった事を思いだす。時はたちすっかり立場が逆転し 私の方が彼女に守られている。

2008年12月21日日曜日

update

        車道か歩道か見分けがつかない近所の4-WAYコーナー

         雪で覆われた私の車

 スノーボードのギアを身に付け セルウッドの街の中をお散歩。雪の上に2cm弱の氷の層が出来ていて歩くとギシギシと音をたてて表面が壊れ 柔らかい粉雪の層に足がのめり込む。シャベルを持ち出してスノーボードのランプを作ったらおもしろいだろうなーと 考えたがやめた。大事な手でも折ったら大変だと考え直す。

災難をもって良しとする

 18日に息子に送った 暖かい手袋と本二冊そして 自転車に乗る彼の防寒用にとスノーボードパンツの入ったパッケジーが行方不明になっている。領収書のトラッキング番号を調べてみると 彼の家のフロントポーチに次の日の朝10時28分に配達済みと出てくる。残念な事にポーチにおきっぱなしにされ、誰が持ち去ったようだ。悔しいやら残念やらでしばし、家の中をウロウロし 外の雪かきをし。気持ちを落ち着ける。するとなんだか まあーいいかと思えて来た。きっと本当に必要な人の手に渡り 今頃冷たい中 暖かくなって 本は売り飛ばし温かいスープでも飲めただろうと想像すると気持ちが楽になった。息子が気持ちは届いたからと 2人してそれぞれの想像話しをしてなんとなく 暖かな気持ちで電話を切った。

−6℃

 降り続いた雪はやんだが 夜が訪れるとともに 氷雨に変わり家の外はカチカチ状態である。場所に寄っては道路が閉鎖されている。温かいコーヒーを煎れニュースを見ながらの投稿。この中、不景気で路頭に迷っている人々がいると思うと胸が詰まる思いである。
 公共のバスや電車があるポートランドはこういう時こそ助かる。そしてそれをスムーズに使える様になった私 車の運転よりよく歩く様になって 肩のこりや腰痛は治った。しらずしらずのうちに運動しているという事だろう。車の修理屋さんから、ちゃんと食べているか?大丈夫か?と電話をもらう。近所の人々が年配の人の家を訪ねて食糧の確保とか,お隣さんのDaveなど雪かきをしてあげたりしている。明日は温度が上がるらしい。息子が住んでいるユージンは6℃ぐらいでこちらに比べたら天国らしい。工房での作業はおくれてるが、このお天気を理由に本を読む事が出来るという贅沢なくらしである。
 昨日バスの中でパペットティァのサマンサという若い女性と知りあいになった。やりたい事を見つけた若者のキラキラ輝く眼が大好き。今日は近くのコーヒー屋さんでバスの中で 終わらなかった話の続きをしようという約束がある。  

2008年12月20日土曜日

雪

        雪の中でがんばるJAN。回りには誰もいない。

        5月に陶器市が開かれるコンベンションセンター近くの駅
 
 オレゴン州の首都のセーラムの大学に1年間留学していた学生さん105名を御迎えに行き空港まで送る。朝5時前に降り出した雪、粉雪は時間の経過と共に増えている。どうなるのかなーと血が騒ぐ。空港で仕事を終了した後 サタデイマーケットで 店を出しているJANを陣中見舞い。いつもは沢山の人と店で賑わっているのにガラガラ状態である。沢山の服を着込んで動きにくいとつぶやく彼女、今日が彼女にとって最後の日なので1時間ほど話し込む。バスでセルウッドまで戻り スーパーで少し食料品を買い込み 最悪の状態のために準備をする。これからどんどん温度が下がるとの天気予報にクッキーを焼いたり ポテトやお魚を必要異常に オーブンを使い料理している。暖房を使わず部屋の温度をあげようという、ケチケチ作戦である。 

2008年12月19日金曜日

窯



 朝からいろんな人の知恵を借り 窯の問題点を探る。ソーラーの取り付け工事をした電気工事のPatが二時に工房に様子を見に来てくれるとのありがたい言葉。さっそく後2点の問題点を解決すべくジョージズまでバスとMAXを乗り継ぎでかける。Thermal coupling とFuseを求めまた工房へと思っている時に 友人のAnnaが救世主の様に現れ 車で工房に着く。Patがいろいろ調べてくれ新しい部品も取り付けてくれる。テスト中に温度が上昇するにあたりrelayが操作するのだがその音がすこしおかしいのではと やはり14年の月日で取り替えるべき部品のひとつがrelay(継電器)らしい。早速、昔タイル会社で一緒に働き 今はSkuttにいるPerryに電話をする。このSkuttは私の住んでいるセルウッドから近く、しかもPerryは御近所に住んでいる事もあり 部品を家まで届けてくれるという。皆が我が事の様に走り回ってくれる。しかも最大の幸運は早く温度の急上昇をその場で発見したことだろう。大変な被害になる所だった。1日や2日のロスはいつでも取り戻せる。何より皆の暖かい気持ちがうれしい。めげている場合ではない。私の回りにはいつでも手を差し出してくれる人々がいると今さらの様に感謝する。お礼にと私の作品を渡す。それは悪いとかえって恐縮する人たち。良い仕事をするぞと自分に強くいいきかせる。

2008年12月18日木曜日

災難

     MAXからバスに乗り換えするローズクォーター アリーナー前

 雪の中工房へ出かける。バスに乗っている間に雪も降りやみ寒さを感じない。工房の温度を上げようと窯をオンにし150Fにセットしたのだが コンピューターの操作がおかしいのか、温度の上がり方がはやすぎる。気がついた時には400Fまで上がっている。この忙しい時に窯の故障は 災難以外の何者でもない。仕方ないなーと原因を追及している。明日一番に次の3点をチェックしよう。1thermal coupling 2 control fuse 3 improper oparating voltage 3についてはソーラーに昨日工房の建物の電力1/3が変わった。専門家でないからよく分からないが そういう可能性もあるかもと思う。1と2に関しては簡単にチェックできるからさほど心配していない。それでもだめなら 修理やのMDに連絡して来てもらうしかない。この天候 その上 修理やさんは高いから嫌だなー。
 

2008年12月17日水曜日

パウエルブックストアー

            バスからMAXへ
 

           
  
  12時25分のバスでダウンタウンにあるパウエルブックへ出向く。工房はソーラーヘのきり替えで 午後2時までは電力が使えないとの知らせがあり ちょうどいいからとの本屋行き。外は雨まじりの雪で、それでも昨日より温度が高く 積もっていた雪も溶け出している。これで夕方から温度が下がり道路が凍るのかなーと思いながらバスに乗る。途中ホテルプロジェクトをまかされているデザイナーより電話がある。このお天気で工事の方も遅れていて搬入の日がおくれるとの事。そうかそうか 天災は私だけでなく他にも影響を与えている事を今さらの様に実感する。本屋で息子へのクリスマスプレゼントを含め9冊の本を購入。もちろん自分用にシモンヴェィユの Gravity and Grace, The need for roots, Francine du plessix grayの3冊は確保した。本屋でコーヒーを飲み、ストリートカー、 Max、そしてバスを乗り継ぎ 我が家に戻ったのが3時35分。バスを使う様になってから 身体を動かす事が苦にならない。雪だからといってじっとしてられないのだ。せっかく頂いたバスパスを 使わないと もったいないという貧乏性が単にでているだけかもしれないが。

2008年12月16日火曜日

大失敗

 バスで工房に出かけ 素焼きの終了した窯を開けた所 24本の壺のうち5本の底が焼きの途中で壊れてしまい その残骸がみえた。しっかり乾燥していないといけないから 8時間程低温にセットしたのだが それでも温度のあげ方が速すぎたようだ。寒気団のせいもあって乾きが遅い。この分だと泊まり覚悟で頑張らなければ いけないかも知れない。明日からの新たな天気予報次第では2ー3日ロスしてしまいそうなので 少し焦りぎみである。1月15日の30本の搬入まで30日あまり。天候だけは私が どんなにがんばっても どうしょうもないから出来るだけ工房につめて 部屋の温度を上げなければいけないのだろう。 

Faith is the indispensable condition.

 " In the eternal darkness, the crow, unabl to find any food, longed for light, and the earth was illuminated." シモンヴェィユのエセッイのなかにこのような エスキモーの神話がでてくる。本当に願う事はかなえられるという事なのだろう。本当に価値のある人間になるためには学問をする事から あらえる情況の中で注意力が発揮できるようになる。テストの結果や学位ではなく分からない事や知らないものに取り組むことから注意力が養われる。すなわち物の本質を人間の真の苦しみを見分ける事が出来る様になる。本当に価値ある人間の態度というのは 苦しんでいる人に出会った時に, " What are you going through ? "と問いかけられる事なんだと。
 大江健三郎氏の子供 光さんは 障害を持って生まれてきて その頃の事は大江氏の個人的な体験にも書かれているが、もしかしたら視力がないかもしれないと心配されていたそうだ。手伝いに来ていたあのすばらしい大江氏の母親にエスキモーの神話から 名前を付けようと話した所、それではカラスと命名しなさいと 断乎として言った逸話が私は大好きだ。彼女は公民館の図書室の本を 全部読んでしまったと言う息子をつれて 図書室におもむき、本棚から本を取り出し 何ページかを読みそれでは続きは何かと問題を出し、答えられないと あなた何の目的で本を読むのか?暇つぶしか、それとも忘れる能力を訓練しているのか?と聞いたという。私は大江氏が大好きなのだが それ以上に彼の母親はあこがれの人だ。ノーベル賞を貰いストックホルムへ行きますと言う報告に ウプサラの大学には行きますかと聞いたそうだ。ニルス ホーゲルソンの不思議な旅からの 内容を記憶していて50年以上経ったその時も テストしてきたとか。私もそういう母親になりたいと思う。

BUSH大統領

 Bush大統領のイラク訪問のさい 記者会見で靴を投げ付けられた映像が 繰り返し報道されている。上手にかわした彼の顔が さして悲痛でない。これ以上は無いという軽蔑のしるしだそうだ。しかも片足ではなく続けて もう片方もとんでいった。大統領交代が後二週間にせまってきた。8年間の任期の終わりが近く 彼の8年間の集大成がこの事件とは。オバマの方も大変だ。彼に関係はないといえ、空席になるイリノイ議席を州知事が 高額で取り引きしようとした事が発覚。どんぞこのアメリカ国民は呆然としているのではなかろうか。でもこういう報道は 経済の破綻とか失業率の増加と違って 暗さを感じない。馬鹿みたいとつぶやきそれぞれの日常に戻る様な気がする。

2008年12月15日月曜日

Public transportation


 工房へ出かけるぞと、外にでたものの道路が凍っているので 銀行とコーヒーと予定変更する。セルウッドから見えるフッド山の頂上のあたりも真っ白。スノーボードへ出かけようというお誘いも今、腕など負傷したら大変だとあきらめた。本当の所は行きたくてしょうがないのだが。ホテルのプロジェクトが無かったら飛びついたお誘いだ。大人しく家で絵付けするためのデザインなど考えたり 今夢中で読んでいるシモンヴェィユの本を続行することにした。天災とも言うべき雪は何故だか人々を現実世界から逃避させる力がある。自然の前に人間は大人しくやれる事だけ 見つめその上、心が穏やかである。それが出来る自分の環境に感謝する。

オイルヒーター


 氷点下の寒い月曜日の朝。外は雪がとけないまま残っている。家の中は思いきって暖房をセットしたから嘘の様に暖かい。水道管のためとはいえ、ひじょうに贅沢な気分である。たかだか華氏の50度にセットしたぐらいで大袈裟と思われるかもしれないが。日頃モンタナは寒い朝は 唯一暖かいオイルヒータの上に しがみついているのだが 今朝は私の思いっきりのよさに驚いたのか所在なさげに歩き回り 挙げ句の果てはスイッチの入ってない冷たいヒーターの上でいつものポーズ。

2008年12月14日日曜日

雪


 朝起きたら雪景色。モンタナのキャットフードが残り少ない事に気が付き 慌てて雪の中買いに出かける。いつもと違って歩いている人が多い。犬が嬉しそうに走り回り、道行く人々の顔が何故だか楽しそうである。世の中の不景気に沈みがちな日常に少し変化をもたらした雪。悪くないなーと思いつつ歩いていると、私の名前が叫ばれているのに気が付く。5年も会ってない友人にバッタリ出会う。なんとジャッキーは海外での仕事を終えて 御近所に越してきたらしい。雪がもたらした再会。エイズの人たちのために働いているらしい。来年、二月のファンドレーズのオークションのために私の作品を寄付する事を約束して別れる。キャトフードを求めての帰り道 まり子さんより電話 寒くなるから眠る前には必ずお風呂場と台所の流しの下のドアーを開けておきなさいと。暖房を入れない事を知っている彼女からのありがたい忠告。家自体が寒いから水道管が破裂する可能性があるらしい。明日から相当冷え込みマイナス4ー5度が予測されている。水道管の破裂は困るから華氏50度(10℃)に暖房をセットすることにする。

2008年12月11日木曜日

バスでの工房通い三日め

 バスでの工房通い三日目。さすがに効率の良い乗り換えが把握出来てきて35分で通える事を確認した。明日から寒気団がポートランドへやってくるようだが、こういう時こそ公共のバスは助かる。時間に余裕を持たせてと考えている。子供の成長に伴って 母親として受け入れられない息子のミステークの対処の仕方について一日中考えていた。大学を卒業し中途半端な状況にいる彼の状況も理解出来るのだが 親としては一気に全てをハンドルしてほしいのが先に立ち 過剰の期待をする傾向があるようだ。母親と息子という距離は近すぎ 余計な詮索をおたがいにしてしまう。学生時代と社会人としての区別は もしかしたら簡単なようで実際にはむつかしいことなのかもしれない。お互いに立場の把握というのができかねるようだ。距離を持って接触しようと話しあった。昔、息子のカウンセラーからもう充分彼に、あなたの思いも考え方もインプットされているよ、出来る事は彼を信じる事と言われた。 バスの中でそんな事を考えた。 

2008年12月9日火曜日

カートヴォネガットと大江健三郎

 どこかで読んで私の頭の中に住みついているフレーズ
1 絵というのは30cmー40cmほどの画面をつくりだす。
  ここには無秩序のあるいは秩序以前の混乱は無い。形がある=絵
2 文学も現実世界と我々の生の混乱した暗い 混沌に対して秩序をあたえる。
  かたちをあたえる。ただ漠然とした不安をつきつめていくと 
  そこにはかたちがあらわれる。
  そのかたちに秩序を与えたとき安らぎを感じる=MAKE  DECISION 

Bus pass for December



 友人より誕生日のプレゼントにと12月のバスパスをいただく。さっそく昨日から使いはじめた。今月は車の運転はしないつもりだ。粘土を購入する時はしかたがないが。予定をバスの時刻表を見ながらたてる。例年だと冬のセールの後は 半冬眠状態に入るのだが 今年は工房に通う。それにあたってバスの中での読書用に二冊の本を用意した。シモーヌ ヴェィユの本は息子からのプレゼント。かなり長期間さがしつづけていた本で 息子がユージンで見つけて購入してくれた。本はしばらくお休みと思っていたが バスでの工房通いだから 丁度よいとひとりで納得してにやけている。 

2008年12月7日日曜日

studio sale

                ゾーラとエリック

 三日間にわたる工房でのホリーデーセール 大盛況の中終了した。お天気にも恵まれ沢山の方々に会う事が出来た。友人の愛娘ゾーラは昨年のセールの時はまだお腹の中だったのにもう9か月だそうだ。もう少ししたら歩き出すのだろう。毎年の事ながらいろんな人たちからのサポートに心から感謝する。好きな事をやりつづけられるのは本当に皆のおかげである。

2008年12月3日水曜日

誕生日の薔薇


 工房の掃除終了する。ワインも届いた。後は値段を付ける事とディスプレイのみ。息子もユージンから仕事を休んでかけつけてくれる。これでお客さまがそろえば言う事無しだ。友人が誕生日のお祝いにと薔薇の花束を持ってきてくれる。妹から届いた美味しいコーヒーを入れて一息。

2008年12月2日火曜日

セールまで三日


 工房でのセールまで後三日。工房の掃除や準備に追われている。なくしたと思っていた眼鏡、見つかる。一つは銀行に忘れていたらしく きょう銀行で受け取りもう一つは車の床に落ちているのを発見。なんだかほっとする。明日の誕生日を前に友人にお昼をごちそうになる。パーティ用のワイン二ケースが明日届く。毎年のことながらありがたいことだ。

2008年11月28日金曜日

セールの準備

 工房での一年に一回のセールもなんと今年で13回目を迎える。今年は世相が安定せず景気も良くない事もあり どのくらいの方々が参加して下さるか心配だが、例年同様300通の招待状も発送した。ありがたい事に 初日に来れない方達より連絡があり 来週はじめの予約が数件はいった。部屋を暖かくするために 釉薬がけをぎりぎりまで延ばしていたが この週末には仕上げなくては成らないようだ。デパートやモールの売り上げが心配される中 陶芸仲間達もかなり心配しているようだが こういう時こそ手作り良さを理解してもらえると信じている。予定より早めに絵付けが終了したので 明日より工房の掃除にとりかかる。
  

2008年11月26日水曜日

Catch up

 明日のサンクスギビング前に どうにか全てのホリデイセール用の作品のめどがついた。画廊や店舗への搬入も終了。後は工房の掃除とセールの招待状を発送するのみとなった。例年より順調だ。これで本格的にホテルプロジェクトに取り組める。

2008年11月22日土曜日

吉備津神社

 倉敷の妹から届いた冬間近の吉備津神社。日本の社は神々しく気持ちがひきしまる気がする。銀杏が黄金になり 寒い冬の到来を思わせる。ポートランドは例年より暖かい。真冬でも暖房を入れない私の身体が寒さを感じないのかもしれないが。モンタナはすっかり冬支度ができたようだ。夏に比べると毛がふさふさとして見える。

2008年11月21日金曜日

かんちがい

 昨日工房からの帰り道 およそ17の信号を通過するのだが 何と全ての信号が青で一度も止まる事なく 家まで帰り着いた。何故だか気分が良かった。ところが今日は何を勘違いしたか、知人との待ち合わせを一日まちがえて 一時間もそれに気づかず どうしたのだろうなどといらぬ心配をしてしまった。それといつの間にか二組の眼鏡の行方が分からない。これは注意信号だと気分をひきしめなければと反省する。

2008年11月19日水曜日

アジャストメント

 朝起きたらユージンまで行こうと思っていたのだが どうも気分がすぐれず中止。ガイドの仕事で 二日間行けずにいた工房へ昼過ぎから出向く。どうもアジャスメントがうまく出来ず ノロノロとしてしまう。じっと椅子に座り宙をにらんむこと20分あまり。やっと絵筆が握れた。こういう時こそ気分転換が必要だと切実に思ってしまう。

2008年11月16日日曜日

ホテルプロジェクト開始

 ホリデーセール用のめどがついたので ホテルプロジェクトを開始する。取り敢えず20個のベースを轆轤をひいて作る。高さが結構あるので(50cm弱)一気にひけない。2つのセクションに分けて合わせるという作業をする。粘土に細かい砂が入っているのであっという間に爪がすり減っていく。ある程度乾燥させて表面を整える。これを80個あまり作る予定。オーダーは60個だが思いがけない事故を考えて80個ぐらいは必要だろうと思う。一日中腰を曲げての作業で家に帰り浴槽にお湯をため 身体を伸ばすと生き返る。

ソーラシステム

               フリモント橋が見える。

 工房のある建物がソーラーシステムに変わるにあたって 連日屋根の上で工事が進んでいる。 私の部屋のちょうど上辺りを 歩き回る音や装置を設置する物音で頭の上がにぎやかでいきなりの大きな音にピックとして筆を落としたりしている。

2008年11月13日木曜日

ひさしぶりの太陽

 ずっと雨で気分的にも滅入りがちだったが ひさしぶりの太陽。工房へ行く前に家中の窓を全開にして空気の入れ替えをする。画廊へ搬入する日がせまってきた。やってもやっても次々に 終わらせなければいけない物が 積もりに積もって叫び出したいこの頃である。ホテルのプロジェクトも軌道にのせねば成らず もう一組 手がほしい気分だ。もしくは一日が30時間あったら良いなとブツブツ言いながら工房にこもる毎日、今日は一日中 浅川マキの夜が明けたらを歌いながら仕事をした。夜が明けたらこの工房ともお別れよ 一番早い汽車に乗って本屋に行くなどという替え歌を半分やけっぱちで歌ってしまった。ホリデー用は85%終了。後15%はこの週末で何とか終わらせたいと考えている。

2008年11月6日木曜日

絵付け進行中


 外は雨模様。一日中 工房で絵付けに精出す。読書も漢字パズルもしばらくお休み。

11/06
















 朝コーヒーを入れるために お湯をわかし、服を着替えるためにベッドルームへ行ったすきに モンタナは暖をとるべく やかんのそばに座り込む。ゆげが出ているそばで眼をほそめている。

2008年11月4日火曜日

次期大統領決定

 圧倒的なオバマ候補の勝利が8時過ぎに決定。昨夜はなかなか眠れず 随分遅くまで起きていた。空港での仕事の後 工房へ出かけるのを中止して家に戻ってきた。開票状況をテレビとコンピューターで確認しつつ時間を過ごした。途中ユージンの息子からも電話がある。新しい時代の到来。やっと世代交代が可能になった気がする。新しい風であってほしいと心から思う。

2008年11月3日月曜日

大統領選挙

 いよいよ明日は大統領選挙の開票日。なんだか落ち着かない。きっとアメリカ中がこういう気分なのだろうなと思う。工房から戻ってから何も手につかず 眼につく所をゴシゴシ磨いてみたり タンスの中を整理したり とにかく落ち着かない。

雨

 雨が一日中ふって空もどんより。昨日素焼きをしたので 工房は暖かいというよりむっとする暑さ。窓を全開して熱気を外に出す。絵付けのために椅子にずっと座っていると いろんな事を思い出す。枯れ葉のじゅうたんみたいな道を歩くとふわふわするなあーと唐突に考えたり、大好きな人と歩いた 桜の花びらがずっと敷きつめられた通りとかの光景が 頭の中を駆け抜け なかなか集中できず困った。随分昔の事なのに。気がついたら やたらと優しい色合いばかりの下絵の具を使っている。外は雨なのに私の頭の中は春 いったいどうなっているのだろうか。

2008年11月2日日曜日

Oparah's book club

A Million Little Pieces

 昨日 空港の仕事の待ち時間に読みはじめた。しばらく前にOprahのトークショウで紹介されていた記憶がある。その後内容が事実と違うと話題になっていた。事実はどうあれかなりのインパクトのある本で あっという間に読了。