2011年9月30日金曜日

粘土購入

 昨日の身体のダルさは何だったのだろうか?というぐらい 爽快な気分で朝 眼が覚める。延び延びになっていた粘土の購入をすませた。明日からいよいよ作陶に入れる準備がととのい、ずっと考えていた陶板の作製に取りかかる。何年も工房のビルで頑張っていた連中が 次々にいなくなっていく。近年の人の入れ替わりの激しさに驚く。いつの間にか私が古株になっている。あっという間に16年が過ぎた気がする。続ける事に意味があると父が何時も話し、いろんな事にうとくなった今でも 何を作っているのかと?私の生き方を肯定してくれる父や 愛しき兄妹に感謝しつつ作陶の日常にもどるとしよう。

2011年9月29日木曜日

微熱

 朝 身体がだるいなと思ったら 微熱があった。急拠全ての予定を取り止めて、薬を飲みベッドに戻る。小川洋子の猫を抱いて象と泳ぐを読もうと思ったが、本に集中出来ずウツラウツラして一日が終わる。夕方微熱もさがり 心身すっきりした。モンタナが心配そうにたびたびベッドの上にやって来ては、髪の毛にじゃれつくのが可愛いらしかった。

あふれる思い

 忙しかったガイドのお仕事が一段落した。年老いた両親や 心暖かい兄妹や友人との夏の日々が心の中で反芻され溢れ出る様なやさしい思いにつつまれる。夜中に耳にした父の歌声を思い出すと生きる勇気が沸き出す。妹に貰った星野道夫旅する木 を3回も読み返す。ワーズ ワースの低く暮らし、高く思うとはこんな生活なんではと思う。日常生活におわれてつい忘れてしまう自然 風景が地球上で生活する多様な人々の心の風景とかさなりあうとき それに出会う時の感動は人を変える力があると強く思う。高校の登山部をひきつれ あちこちの山を歩いた父の見た風景が 戦争中の中国、母との出会い、父の見て来た風景が 夜中に聞いた父の歌声の中に見えた。

2011年9月10日土曜日

道後温泉

             松山城に上る前に食した鯛めし
 あの夏目漱石が英語教師として赴任した松山の道後温泉を車窓からみる。観光名所の周りの歓楽街に唖然とした。夏目漱石を愛する息子には申しわけないが 車のなかからちらりと見ておしまい。 

残暑

              夏に訪れた松山城の石垣
 9月2週目になり涼しいどころか 連日30度をこす日が続いている。Ericがユージンから2泊でやって来て 夏の留守中の話をし、日本のおじいちゃんやおばあちゃんの様子を伝える。必死に涙を堪えながらママ 僕の分までありがとうと。工房での作業の開始より ガイドのお仕事の復帰が先きになり フッド山まで行って来る。ひさしぶりの自然を満喫する。

2011年9月6日火曜日

大集合



 例年と同様に兄の家での食事会、岡山からの妹や姪っ子夫婦も交えて大盛況。息子のエリックや妹の所の孝浩ぬき、でも今回は何せ穂乃花姫がいるので皆ウキウキ。高齢の父や母にとってひ孫の存在はうれしいものらしい。涼しい夏でとても凌ぎやすく ひたすら父と母と時間を共にした。かけがえのない時を過ごす事が出来た事に感謝する。年をとるという事は いろんな事を簡素化していき 大切な物だけを考えて生きる事かもしれない。そこには口にしなくてもいい現実があるから 神経をいっそう研ぎすませて、彼等の時間のなかにお邪魔させていただかねばならない。長い夏休み終了、明日から工房での制作にもどる。

2011年9月1日木曜日

2011 夏

 夏休みを終えて8/31ポートランドへ戻って来た。夏休み、穂乃花姫も鹿児島に、ひ孫第一号としてやってきた。暖かい春風の様な女の子。皆を幸せな気分にさせてくれる。