2010年5月16日日曜日

てんとう虫 その後


 Annaの家の庭の木に、放たれたてんとう虫3000匹の後日談。彼等の仕事は Aphidを退治する事だったのだが、Anna 曰く、3ドルぶんぐらいは仕事もせず、そのままどこぞへ飛び立ち 残りは仕事にかかったものの あまりの Aphidの数に狂乱したのか Mateする者も現れ、いかがわしき宴となったとか。結局発見が遅れたとかでベリーの木 根元を残して切る事になったとか。卵を産みつけている可能性が高いので その駆除のため一帯を処置しなければならないとの事。実家にいる頃 父や母がよくも飽きずに庭の木々を観察していたのはこういう事に備えてだったのかと今さらの様に驚く。ひさしぶりに良いお天気が続き 工房での作業がはかどる。締めきりの無い作陶は楽しい。とにかくおもしろくて、何と自分は幸せ者かと再確認している。歎異抄は心を穏やかにしてくれて、その昔 モスクワ愚連隊とか書いていた五木寛之の今の境地が何となく分かる気がする。救いとは気づくことなのかもしれない。

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