2008年5月13日火曜日

今 若者に うける 蟹工船

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 昭和初期のプロレタリア文学 小林多喜二の 蟹工船が若者に人気を呼び売れ行きが好調だそうだ。作者没後75年たった今でも 共感できるものがあるのだろう。労働者が結束して 中間搾取する蟹缶工場のオーナーと戦う。国家が助けてくれると思ったら国家権力は労働者の味方でなく 資本家側の味方だった。絶望のなかで労働者が再び結束していく。2008年の現在 若者達にこの本が支持されるという事の意味を考える。いまだに 上の層だけが豊かになり 苦しい生活を送る人々がこれでは いけないと考えはじめているのであろうか。     
 

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