2008年7月13日日曜日

蓮の花

 鶴丸城は江戸時代島津家久の命によって築城され 人を持って城となすという考えで造られた平屋造りの城だったが 明治6年の火災で焼失 現在は石垣と石橋と濠を残すのみとなった。美術館と歴史館が現在石垣の中に建てられ市民に愛されている
 鶴丸城のお濠には 初夏になると蓮の花が咲く。鹿児島市役所 社会課文化係で鹿児島史跡めぐりの資料を集め 編集 整理したり 少年合唱団の演奏会( 進行役のアナウンスをつとめた。) 公民館や文化センターでの催し物を手伝うアルバイトをした事があった。城山町の中央公民館内に仕事場があり よく昼休みに近くの城跡まで この蓮の花を見に行った。アメリカにやってくる2年前だからもう32年近く前のはなし。今も変わらず夏になると 同じ光景を新聞の片隅に見つけると嬉しくなってしまう。今はインターネットのおかげで 何処にいても同時に情報が得られる。好きな人に、もう蓮の花が咲き始めました。いつ戻りますかなどと情緒ある手紙を出す必要性がなくなったのは じゃっかん 寂しいが。
 

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