2008年7月2日水曜日

無意識

 早朝のガイドの仕事を終え 少しうとうととお昼寝。目が覚めてテレビを何の気なしに眺めていたら 日本のコマーシャルが話題にあがっていた。 ある携帯電話のテレビコマーシャルが 日本に住む外国人の間で批難の声が上がっているらしい。 問題のコマーシャルは 言われてみれば アメリカ大統領選挙 特にオバマ候補の演説の実況放送を思わせる。CHANGEと言うカードを持った人々の中で 猿が演説を行なっていると言う設定なのだが CHANGEがオバマ候補のスローガンであることは アメリカに住む人々には一目瞭然であるが、一般の日本人がはたしてそれを オバマ候補と結び付ける事が出来るかは疑問である。 単に携帯のサービスを変えませんかと言うのがこの広告の 目的なのだが。無意識でも 問題堤起をしてしまうと言うよい例なのであろう。最近大勢の外国人が日本に住んでいるとは言え 98%は日本人というから。人種の坩堝であるアメリカとは違う観念で全ての事が行なわれている日本にとって これからもこう言う事が起きるのであろう。学生時代 広告の勉強をした私に取って興味深く思う一件である。 
 

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