2008年12月22日月曜日

見て 見てこの雪の深さ。


 昨日の車の写真と比べて下さい。深夜を過ぎてから降りはじめてもう車のタイヤなんか埋まってしまっている。ゴーグルにきょうはスノーボードシューズと完璧な態勢で 家から出たり入ったり。もう子供のころにかえった気分。小さい頃雪が降ると 朝早くから兄と探検とかいって、 いつもは入れない人のうちの庭先とか 畑とかおかまい無しに歩いた。道路も歩道も全部区別が付かなくなって 悪い事をしているって感覚がなくなる。ただ三歳下の妹はすぐ冷たいと 泣き出すからつれて行かなかった。ただ一度だけ 妹と2人で 薄暗い朝早く 家を出てすぐ三軒先の病院の外灯の所で 妹が懐中電灯を落とし 見る見る間に雪に埋もれて行く光景が瞼にやきついている。私にとってこの時が初めて 姉としての自覚を持った時なのではなかろうか。これ以上はあぶないと もっと行きたがる妹の手をむりやり引っ張って来た道をひきかえした。昔の事だからたいした防寒着もなくて 彼女の手が冷たかった事を思いだす。時はたちすっかり立場が逆転し 私の方が彼女に守られている。

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