2008年3月27日木曜日

朝だ

 遅くまで 静かな部屋で久しぶりに本が読めた。全ての空間が私のもので 軽い興奮状態を作りだし なぜだか集中力が散漫し 分裂症ぎみで 3冊の読みかけの本を渡り歩いてしまった。フラナリー オコーナーの書簡集 ”The habit of being”とイザベル アレンデの ”Portrait in Sepia”は英語版 Raymond Carverの ”頼むから静かにしてくれ(willyou please be quiet,please)”は日本語版 村上春樹訳。今日本では大江健三郎氏をはじめとした沖縄裁判が話題となっているようで 眼が離せないのだけど 彼の岩波新書 ”あいまいな日本の私”中でフラナリーを知りそれ以来 よく彼女の本を手にする。奇病を抱え39歳と言う若さで死んでしまったけれど 彼女の生きる姿勢が私を力づけてくれる。朝だ 工房に出かける時間。 

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